文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

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dokuhebiniki2013-09-14

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保守論壇亡国論』9/14、書店販売開始!!!
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Amazonに、優れた書評が掲載されていましたのでここに紹介します。

■日本の論壇が失ってしまったものを示す怪物的な作品 (2013/9/13)
By フューラー VINE メンバー



現下日本の状況を客観的に顧みるに、「保守」を自称したり右派の立ち位置から政治を語る者は多い。
そんな中「保守論壇」も活況を呈しているかのように見えるが、本書の著者である山崎行太郎氏は保守論壇は「愚者の楽園」であると断じる。
それは、今の大物とされる保守論客らの思想や哲学に対する教養の無さ、知的不誠実さなどに起因すると山崎氏は考えており、
この書では七人の論壇人を批判し、保守が失いつつある「江藤淳的なもの」を取り戻すことが必要であるとされている。

山崎氏は保守であるにも関わらず、江藤淳と並んで本書では柄谷行人を好んで援用している。それは、氏の「イデオロギーから存在論へ」というモットーの実践である。文藝評論家の真髄発揮と言わんばかりに高度で難解な文学議論、哲学議論が展開される一方、小泉政権以降の政治的な動きについても徹底した「保守」の立場からの理論と思考が展開されている。読者は、山崎氏の幅広いフィールドを駆け巡る議論に驚くと共に、昨今の政治評論には無い新鮮なものを感じることだろう。

「分かりやすさ」を徹底的に退け、様々な哲学や文学を援用する氏は、「容赦なき書き手」である。しかし、この容赦のなさ、圧倒的な知的誠実さこそが保守論壇のみならず、我が国における論壇や知識人たちが失ってしまったものではないだろうか。それは、批判する相手であっても、山崎氏がその相手の本をしっかりと読みこんで一字一句間違いなく引用して批判するという律義な姿勢からも読みとれる。

この書は様々な意味をもった重要な「作品」と呼べる著作である。左翼も右翼も読むべき党派を超えて評価されるべき一冊だ。


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