文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

日本語の異国体験論、大東亜共栄圏の野望と挫折、そしてインドネシアの独立。

人気ブログランキングへ


iPhoneから送信

インドネシア三日目。今日の発表は、まず清水先生と山下先生の「林芙美子研究」からはじまり、熊谷先生の「日本の現代演劇ー小劇場運動論」、そして戸田図書館課長と伊藤景さんによる「夕鶴」の仮面劇。そしていよいよ、私の「近代日本語論」。私の発表は、最後ということで緊張したが、私が前もって提出していた原稿をスーシー先生が翻訳してくれていたので、それを前提にして、国語学の見地からの異文化体験論、日本語の異国体験論、大東亜共栄圏の野望と挫折、そしてインドネシアの独立を、簡単に論じる。漫画や演劇はともかく、「国語学」「日本語論」に興味や関心を持ってくれるだろうかと、やや心配だったが、「案ずるより産むがやすし」というわけで、学生たちの真剣な眼差しを見て、私も本気になり、「インドネシア独立運動」と「近代国家・インドネシア共和国」建設に人生を捧げたスカルノやハッタも特別参加(正式の参加ではない)した「大東亜会議」と「大東亜宣言」の話まですることが出来た。つまり「否定的」に語られることの多い「大東亜共栄圏」の野望と挫折を、欧米中心主義によるアジア植民地化、そしてそこからの脱却を目指した「アジア解放戦争としての大東亜戦争」いう視点から、肯定的に話すことが出来た。質疑応答の時も、学生たちから鋭い質問が出た。何はともあれ、知的興奮と満足感を味わうことが出来た。通訳をしてくれたスーシー先生や、真剣に耳を傾けてくれたインドネシア大学の優秀な学生たちに感謝。


人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ (続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html




iPhoneから送信






iPhoneから送信






iPhoneから送信