文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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柄谷行人の『哲学の起源』を読みながら小沢一郎の政治戦略と政治哲学を読み解く。

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柄谷行人の『世界史の構造』や『哲学の起源』を読んでいると、最近、日本の書店の店頭に並んでいる本や新聞記事、テレビ・・・などが 阿保らしくなってくるが、小沢一郎氏も同様らしく、新聞類は読まないと言っている。随分大胆な発言だが、いずれにしろ小沢一郎氏のメデイア批判は徹底している。僕は、そういう小沢一郎が好きだ。新聞雑誌類の下世話な話題から遠く離れて、「アテネのデモクラシーとは何か」「イオニアのイソノミヤとは何か」と問い続ける柄谷行人の「孤独」と、同じく新聞雑誌類の議論を黙殺して孤独な政治闘争を続ける小沢一郎の「孤独」には、何か、共通するものがあるように見える。だから、僕の中で、この二人は、何の矛盾も齟齬もなく共存しているのだろう。柄谷行人小沢一郎。今、僕の前にはこの二人の巨人が立っている。二人の巨人を見ていると興奮する。前人未到の境地へと僕を導いてくれるからだ。ところで、小沢一郎の「懐刀」とも「知恵袋」とも言われる平野貞夫氏らが中心になって、9月か10月頃に、「柄谷行人講演会」が企画されているらしい。画期的な試みだ。柄谷行人の「政治哲学」と小沢一郎の「政治哲学」とが、共鳴する瞬間があるかもしれない。言い換えれば、小沢一郎氏は、孫崎享の駄本など無視して、今こそ柄谷行人の『世界史の構造』や『哲学の起源』を読むべきである、ということだ。(続く)


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