文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小沢一郎と孫崎享と天皇。

dokuhebiniki2013-05-13

先日、日大芸術学部の学生の一人で、日頃から、日大芸術学部政治学政治学専攻(笑)を自称するT君と、江古田の「樽平」で飲んだ折り、小沢一郎語録に、「政治家がやってはいけないことがあるとすれば、それは『天皇問題』に触ることだ」という言葉があることを、教えられた。石川知裕氏の『悪党・・・』の中に、小沢氏の発言として出ているそうだ。実は、僕は石川氏のベストセラー『悪党・・・』を未だに読んでいない(石川さん御免)。いずれにしろ、これは重要な発言である。真相はどうであれ、民主党幹事長時代に起きた習近平天皇会見をめぐる「天皇の政治利用事件」騒動は、小沢一郎氏にとって、やはり「躓きの石」であったと思う。僕は、この騒動に関しては、佐藤優氏と対談し、小沢発言を擁護し、宮内庁長官こそ、天皇を「政治利用」していると批判している。もちろん、佐藤氏もほぼ同意見だった。そこで、話は少し変わる。例の孫崎享が、かなり執拗に「天皇批判」を、その著書の中で、繰り返しているからだ。明らかに、孫崎享という人は、どんなに小沢一郎という政治家を擁護しようと、小沢一郎氏とは相入れない思想の持ち主だ。孫崎享がどういう天皇観の持ち主か知らないが、孫崎享小沢一郎擁護論を、そのまま受け入れるならば、小沢一郎という政治家は、「反天皇」「反米国」・・・という政治思想の持ち主ということになる。それは、おそらく、小沢一郎氏の「意」にそうものではない。孫崎享は、昭和天皇の沖縄発言、いわゆる「沖縄切り捨て論」「沖縄、奄美抜きの主権回復」ともとれる「御言葉」にこだわり、天皇批判を行っている。孫崎享には、昭和天皇のお言葉が「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び・・・」の末の「苦渋の決断」だったという事実が認識できていない。定年退職後に言論活動を開始した孫崎享らしく、やはりデリカシーのない政治ジャーナリストであるという他はない。(続く)



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