文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

何故、政治家の言葉は国民大衆の無意識にまでとどかないのか。それは国民大衆が馬鹿ではないからだ。大衆は、政治家よりも敏感に物事の本質を捉えているのだ。国民大衆を「無知な愚衆」と見下げた時点で、終わっている。孫崎享は、日本人、及び日本国民を、「戦略的思考の出来ない愚民」とみなしている。元外交官、元防大教授・孫崎享の情報分析は「本質的」ではない。だから説得力がない。

孫崎享の『戦後史の正体』と有馬哲夫の『CIAと戦後日本』を読み比べよ。重光葵(しげみつまもる)への評価が、180度異なる。どちらが正しいのか、ではない。孫崎享が有馬哲夫の『CIAと戦後日本』を読んでいなおことが問題なのだ。有馬哲夫の本は3年前に出ている。しかも「CIA」論議だ。
孫崎享の『戦後史の正体』『日米同盟の正体』『アメリカに潰された政治家たち』・・・などの「売り」は、「」アメリカからの圧力」と「CIAの影」だろう。無論、それは孫崎享より前に、江藤淳や有馬哲夫が,より厳密に、証拠と文献にもとづいてやっている。孫崎享が無視、黙殺、隠蔽しようとしてもー
世の中に馬鹿が栄えたためしはない。孫崎享は「CIA」について語りながら、CIAについてまったく無知である。CIA文書も読んでいないし、重光葵ファイルがあることも知らない。米国公文書館の存在も知らない。その証拠に有馬哲夫の『CIAと日本テレビ』も『CIAと戦後日本』も読んでいない。


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