文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

『孤立無援の思想』こそ大衆の心に届くのではないのか。

昔、僕が学生だった頃、高橋和巳という作家(京都大学教授、中国文学)が、『孤立無援の思想』という本を書いた。そのころは、いやらしいタイトルだなと思ったものだ。しかし時代は変わった。今、大衆迎合、時局迎合の駄本が溢れている。昨日も、東京駅前(大手町)の「丸善」で某氏と待ち合わせ。ちょっと早目に行って、丸善の書棚を覗くと、クズ本と駄本の行列。触るのも汚らわしいゴミ本ばかりに、早々と引き上げる。その後、新丸ビルの見晴らしのいい某店で、飲み慣れないワインを飲みながら、文学論、政治論、出版論・・・となったのだが、結論はやはり、昨今の論壇、ジャーナリズム、アカデミズム・・・の思想的劣化は酷いものだなあということに・・・。そこで、昨夜の最終結論。今こそ『孤立無援の思想』が必要なのではないか。『孤立無援の思想』こそ大衆の心に届くのではないか。
さて、僕が「孫崎享批判」を始めようとしたら、様々な批判・中傷の声が各所から聞こえてきた。無論、批判・中傷は仕方ない。ある意味では当然である。しかし、それら批判・中傷の思想的レベルの低さ、思想的劣化ぶりには、唖然とする他はない。まさに「孫崎」的レベルの批判・中傷のオンパレードと言うべきか。
(続く)




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