文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「江藤淳と小沢一郎と西郷隆盛の接点。」

明日(2/26)、このテーマで講演会をやります。場所はJR神田駅前の西郷隆盛記念館。時間は午後7時ー9時。「西郷隆盛に学ぶー敬天愛人の会」主催。会員中心の講演会ですが、どなたでも参加自由だそうです。参考文献は江藤淳の『南洲残影』『南洲随想』。さらに小生の『それでも私は小沢一郎を断固支持する』(総和社)『最高裁の罠』(「月刊日本」)、坪内隆彦の『アジア英雄伝』、岩田温の『日本人の歴史哲学』などです。ところで僕は、根本的に、日本人や日本の政治家たちの多くが洗脳されている司馬遼太郎の「司馬史観」が大嫌いです。典型的な「近代合理主義礼賛史観」です。たとえば、ノモンハン戦争(事件)や大東亜戦争(太平洋戦争)は、負けた戦争だから小説にならない・・・というわけです。つまり「勝った者が正しい」「生き残った者が正しい」、あるいは逆に「夭折した者が美しい」・・・という御都合主義的なメロドラマ的史観です。その御都合主義的なメロドラマ的史観を、徹底的に打ち砕いたのが江藤淳の『南洲残影』です。江藤淳は『南洲残影』で、西郷隆盛をどう描いているか。司馬遼太郎の描いた西郷隆盛と、何処が、どう違うか。江藤淳は、西郷隆盛を、城山を包囲した官軍の総大将・山縣有朋の「自決のススメ」を拒絶し、最後の最後まで闘った男、「自決」を拒絶し「戦死」した男・・・として描いている。江藤淳の描く「西郷隆盛」「西郷隆盛という思想」がわからなければ歴史の真実も人間の真実もわからない、と僕は考えます。

南洲残影 (文春文庫)

南洲残影 (文春文庫)

南洲残影

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敬天愛人フォーラムが第105回の講演会を開催する。



http://www.keiten-aijin.com/yamasaki.pdf
敬天愛人フォーラム21
第105回・イブニングセミナー



日時:平成25年2月26日(火)午後7時から9時。終了後懇親会あり。



演題は、最高裁の罠ー西郷隆盛小沢一郎

講師は、山崎行太郎


場所は、西郷隆盛会館(JR神田駅北口徒歩1分、城南信用金庫隣、千代田区内神田3−22−6 6階、
電話は、03−3252−3153(西郷さん)。



出席聴講を希望する者は、事前にその旨主催者に連絡して頂きたい。
http://keiten-aijin.com/yamasaki.pdf
keiten-aijin.com

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それでも私は小沢一郎を断固支持する

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小林秀雄とベルクソン―「感想」を読む

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