「ミスター推認裁判官」は、何故、「推認判決」を下さざるを得なかったのか？「最高裁事務総局」の誘導・強制はなかったのか？ー「小沢裁判」と「最高裁スキャンダル」再考(１６)

厳密な証拠調べに基ずく公平・中立な裁判と判決という近代法律、近代裁判の原理原則をかなぐり捨てて、「推認」という言葉を乱用した「ミスター推認」、こと登石郁朗裁判長の「推認判決」に、驚いた人は少なくない。何故、そこまでやる必要があるのか、裁判そのものの否定ではないのか、というわけだ。 そもそも、判決に「推認」が許されるなら、わざわざ裁判などする必要はない。
しかし「最高裁事務総局」による「裁判官支配」という問題を考慮するならば、この「推認判決」も理解出来ないわけでもない。つまり、登石郁朗裁判長の「推認判決」なるものは、「最高裁事務総局」の誘導・強制を考慮した、苦し紛れの判決に他ならないと思われる。
実は、この問題についても、すでに西島博之氏による調査、分析がある。(続く)

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