文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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「最高裁事務総局」の組織的犯罪を告発せよー「小沢裁判」と「最高裁スキャンダル」再考(6)

繰り返して言うが、「検察審査会」の運営は「最高裁事務総局」の管理下にある。ところで「最高裁事務総局」なる組織の存在を、多くの国民は、小沢裁判が最終局面を迎えるまで知らなかったはずである。僕も、全く知らなかった。したがって、小沢裁判を通して、検察問題に関心を持ち始めた、国策捜査や検察の暴走や犯罪に関心を持つ人は少なくないが、最高裁の、つまり最高裁事務総局の暴走や犯罪に関心を持つ人は少なくない。司法や裁判に詳しいと思っている専門家たちの多くも、この最高裁事務総局に関しては無関心だ。この「最高裁事務総局」という問題を追求しているのは、「国民の生活が第一」の参議院幹事長・森ゆうこ議員や、「一市民が斬る」ブログを運営する「一市民T」氏らだけである。
僕が、この「最高裁事務総局問題」や「最高裁スキャンダル」に興味を持ち始め、それを追求するようになったのも、「一市民T」氏ら「検察審査会」情報分析会議に誘われ、そこで多くの情報をもらったからだ。
たとえば、森ゆうこ議員は、7月10日、参議院予算委員会で、法務省刑事局長・稲田伸夫を呼び出して、爆弾質問をした。爆弾質問の内容は、検察審査会に、検事が出席したかどうかであった。というのは、検察審査法第41条で、検察審査会が「起訴議決」する前に、検察官を出席させて説明を受けることを義務付けているからである。


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