文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「橋下・大阪維新の会」政権の実態は「親米売国政権」になるだろう。

橋下現象・大阪維新の会の国政参加がいよいよ現実化しつつあるが、大阪維新の会の国政参加が具体化・現実化すればするほど、内部の不協和音や齟齬、あるいは分裂や対立が顕在化しつつあるように見える。はたしてテレビや新聞、週刊誌などのマスコミが騒ぎたてるように、民主党自民党をも超えて、大阪維新の会の政権奪取、ないしは橋下首相誕生というような異常事態が現実化してくるのだろうか。それとも、所詮は、テレビタレント崩れの道化師の「裸踊り」「から騒ぎ」という人間喜劇の一幕に過ぎないのか。当初、大阪維新の会に接近していたはずの「みんなの党」や「亀井静香」「石原慎太郎」・・・等が、大阪維新の安倍某への接近工作や自民・民社議員の引き抜き、みんなの党所属議員の引き抜き・・・など、あからさまな「裏切り」を目のあたりにして、不信感をあらわにし、急速に批判派に転じつつある。要するに、橋下徹大阪維新の会が、民主・自民に象徴される既成政党への批判層・無党派層の受け入れ先・・・という期待感は、急速にしぼんで、橋下徹大阪維新の会の目指す方向が、自民党の一部との合流、民主党議員の引き抜きにあることが明らかになり、つまり自民党よりも自民党的な体質を露わにしつつあり、橋下徹大阪維新の会こそ、「親米売国政権」ではないのかということが、暴露されつつあると言うべきだろう。その一方で、次の自民党総裁が、日本国の総理総裁になるのではないかと言うわけで、「自民党総裁選挙」の動向に世間の注目は集まりつつあるが、当然だろう。橋下徹大阪維新の会の手の内が見えれば見えるほど、期待感はしぼんでいくだろう。おそらく、「小泉郵政選挙」や「政権交代選挙」のような嵐が吹き荒れることはないのではないか。

人気ブログランキングへにほんブログ村 政治ブロへ


「維新八策」を批判=亀井氏(時事通信)

 亀井静香国民新党代表は3日夜のBS11の番組で、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」について「国政への経綸(けいりん)もないまま国政に手を伸ばした」などと批判した。大阪維新衆院選公約「維新八策」が盛り込んだ衆院議員定数の半減にも「間接民主主義の日本で、それで大丈夫なのか」と疑問を呈した。
 また、大阪維新が結成を目指す新党に民主、自民両党などの国会議員が参加することについて「人気のある人にくっついて(議員)バッジをつけられると思っている」と断じた。(2012/09/03-22:11)