「小沢新党」(「国民の生活が第一」)が動き出した。今日、小沢新党の結成大会が開かれる。小沢一郎に従って民主党を離党した勇気ある議員たちは意気揚々としているが、一方の目先の地位や名誉に目が眩んだ「裏切者たち」の運命は絶望的だ。
小沢新党で副幹事長になった森ゆうこ議員の代表質問は、小沢新党の船出を象徴するかのような、舌鋒鋭い、かなり激しい質問だった。一方、岩手県知事・達増拓也知事も、民主党離党を宣言し、小沢一郎と行動をともにすることになった。マスコミは、特に捏造、偽造新聞として紙爆弾・怪文書に堕落しつつある「産経新聞」は、さかんに岩手県の「小沢王国崩壊」を報じるが、真相は全く逆である。つまり、小沢に逆らって、民主党に居残ったシナ・タケシや黄川田徹等には「裏切者」「ユダ」のレッテルが張られ、次の選挙はほぼ絶望的と見られ、完全に政治生命は絶たれたと見られている。というのも、シナと黄川田の選挙区には、小沢直系の強力な対抗馬が用意されようとしているからである。特にシナの場合、シナの後援会組織といっても、実際は達増拓也の後援会組織をそのまま受け継いだ「借り物」であり、シナの後援会組織なるものはぜろに等しい。目先の政権与党としての「大臣」や「副大臣」「政務官」・・・などの地位に目が眩んで、郷土の「恩人」や「恩師」を裏切ったそのずる賢い生き方に、多くの選挙民は、「拒否反応」を示しているからである。
【民主分裂】達増岩手県知事が民主離党を表明 小沢新党参加へ
2012.7.9 14:07(産経新聞)
民主党を離党した小沢一郎元代表の地元、岩手県の達増(たっそ)拓也知事は9日の記者会見で、民主を離党し、小沢氏が11日に立ち上げる新党に参加する考えを明らかにした。
達増知事は新党について「3年前の政権交代した民意を民主に代わって受け皿となる新党に多くの人が参加してほしい」と述べ、自身のスタンスについては「今週中にも(民主を)離党する手続きをとりたい」さらに「新党にも参加する明言したい」と述べた。
一方で、任期途中で次期衆院選に出馬することについては「知事である政治家個人として以外の関わり方は頭にない」と否定した。
小沢氏の離党によって県議会の民主会派23人も分裂。離党派は第3会派になる可能性が高い情勢で、知事の離党、新党参加表明は自ら県政運営を難しくする発言として注目される。
小沢一郎にとって、小沢側近と思われていたシナ・タケシや黄川田将也の裏切りは予想外だったかもしれないが、しかし、「戦略家」「革命家」としての政治家・小沢一郎にとっては、大した問題ではあるまい。政権与党から、海のものとも山のものと見分けのつかない新党へ向けて離党するということは、それぐらいの激しい裏切りや権力闘争を覚悟していたはずだからである。むしろ、この離党、新党劇という実存的決断の場面で、それぞれの仲間たちの人間的力量と人間的本質が見えたことで、ある意味では、ひとまず一安心出来たと言っていい。その意味で、裏切者を演じることになったシナと黄川田は、いかなる言い訳があるにせよ、この権力闘争を象徴する人物になったと言っていい。達増拓也の大きな分かれ道である。二度と仲直りすることはあり得ない。その意味で、鎌倉時代、岩手県平泉を舞台に繰り広げられた源頼朝、義経兄弟の「権力闘争」を連想させる。頼朝が、義経討伐を決意したのは、平家との死闘を経て「政権奪取」後に、義経が京都の朝廷勢力に取り込まれたと見たからであった。今回も、官僚に取り込まれ、政権交代を台無しにしてしまった民主党内の反小沢、反鳩山一派と決別し、彼等を打倒することが、小沢一郎の離党、新党立ち上げが大きな歴史的目的だったのである。目先の地位や名誉、利害に目が眩んで、京都で甘い汁を吸おうとした義経と同様に、官僚勢力の甘い汁を吸おうとしたのが、シナであり黄川田徹だった。おそらく小沢一郎は、シナ・タケシと黄川田徹を許すことはない。
<小沢新党>11日に結党大会 衆参で約50人が参加
毎日新聞 7月10日 21時14分配信
消費増税法案に反対して民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表は11日、同じく民主党を離れたグループ議員と新党の結党大会を開く。新党参加は衆参で約50人となり、衆院解散・総選挙をにらみ「反増税・脱原発」で支持獲得を目指す。基本方針を定める綱領には「国民の生活が第一」と「自立と共生」を盛り込む方針で、地域政党との連携を探る。
結党大会は11日夕、国会近くの憲政記念館で開催し、党名や綱領、規約を発表する。基本政策は、結党大会のスピーチで小沢氏が骨子を示すのにとどめ、全体像の発表は来週以降となる見通しだ。幹事長に就任する東祥三衆院議員は「政策は議論してもう少し煮詰める必要があり、(全体は)11日には提示しない」と語った。
新党の会派「国民の生活が第一」は衆院で民主、自民に次ぐ第3党(37人)、参院で第4党(12人)の勢力となる。衆院会派は近く、小沢氏に近い新党きづな(衆院9人)との統一会派を結成する方針。統一会派は46人となるが内閣不信任決議案を単独で提出できる51人には届かない。
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