文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「諸君!」臨時増刊号を、池袋「リブロ」で立ち読みする。昨年の「朝日ジャーナル」に続いて「諸君!」の臨時増刊号が出ている。復刊かと思ったが、一号限りの臨時増刊号のようである。期待しつつ読んだが、かなり失望した。「北朝鮮」特集で、金正日の死と世代交代を特集しているが、相変わらず銃口を向ける方向を間違っていると言わざるをえない。今、特集すべきは、批判するにせよ肯定するにせよ、「小沢一郎裁判」だろう。「諸君!」と同じく保守系オピニオン雑誌の「正論」も「will」も、このところ売れ行きが激減しているらしいが、時代が


それにしても保守系と称する雑誌の書き手たちの貧困さには呆れるほかわない。そおそも「保守」とか「保守思想」を声高に語る人間にロクな奴はいない。まともな保守思想家で、「保守」や「保守思想」の定義や意味などを声高に語った人はいない。小林秀雄福田恒存三島由紀夫江藤淳・・・。彼等は、自分のやりたい仕事を、つまりそれぞれの専門分野での仕事を黙々とやったにすぎない。彼等には、「保守」とか「保守思想」の定義などどうでもいいことだった。結果的に、保守思想家と言われることになっただけである。最近の自称「保守」とか「自称・保守思想家」を見ていると、「保守」って「バカ」の代名詞なのではないか、と侘しくなる。小林よしのりの漫画だけでなく、保守と名の付く本も雑誌も売れなくなるはずである。



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