文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

ネット論壇進化論ーーネット論壇はマスゴミ論壇を超えたのか? 最近、新聞・テレビ・週刊誌類を覗いていると、ネットのパクリやネット情報の受け売りが少なくないことに気付いて愕然とすることが多い。今週のテレビタックルでは、さかんに野田総理の二年半前の「マニフェスト演説」がメインテーマとして論ぜられていたが、これもネット情報の受け売りである。「一市民T」氏の検察審査会論議も、「日刊ゲンダイ」その他が、「後追い」し、「受け売り」している。その他、枚挙に暇がない。さて、今度は、ネットを中心に政治経済評論を展開する天木氏

ネット論壇について語る人と言えば、みずからは新聞や雑誌、テレビを主な仕事場にして、ただネットやネット情報に詳しいという人が多い。若いネット評論家とかネットジャーナリストとかいう人に限ってそうである。彼等は、厳密な意味ではネット論壇で活躍している人でもネット論壇を仕事場にしている人でもない。そういう人は、ネットやネット論壇の可能性を語るが、同時にネットやネット論壇の弊害、限界・・・を語る。メデイア・リテラシーとかネット・リテラシーとか。しかしそういう人たちはネット論壇やネット言論の可能性を限界まで追求したことはない。所詮、マスゴミ依存の三流マスコミ人間である。彼等とは違って、文字通りネットやネット論壇を仕事場にして、そこで言論闘争を続けている人たちがいる。様々な理由から「ネット論壇」を言論闘争の場として選択したか、選択せざるをえなかった人たちである。彼等が、マスコミ予備軍としてではなく、ネット空間を主戦場として繰り広げる言論空間こそ「ネット論壇」と言うべきだろう。テレビや新聞、週刊誌での活躍を夢見ている若いネット評論家やネットジャーナリストたちのように、彼等はネット論壇を、マスコミへ売り出すためのステップと考えていない。マスコミでできない事を、ネット論壇でやろうとしている。僕の狭い知見の範囲内で言えば、植草一秀天木直人のような人たちである。無論、彼等の周りには、無数の匿名の表現者たちがいるだろう。今、日本の論壇もジャーナリズムも腐っており、実質的に死んでいるが、もし可能性があるとすれば、マスコミではなく、植草一秀氏や天木直人氏、そして多くの有名無名の表現者等が、ほぼ無報酬で、言論闘争を繰り広げているネット論壇であろう、と僕は思っている。その意味で、「天木・植草時事対談動画」の配信の開始は重要である。日本の論壇の主戦場はネットに移行しつつある。新聞、テレビ、雑誌の世界にはない。


■「天木・植草時事対談 」について。
http://foomii.com/files/interview/nightlive2012/



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