文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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「カダフィー大佐虐殺」の真相???NATO 軍の爆撃機よってピンポイント爆撃された???何が民主主義だ???国民評議会なんて傀儡だろう???

リビア北中部シルトで、カダフィ大佐が隠れていた排水溝トンネル内をのぞく反カダフィ派兵士=2011年10月20日、


 【エルサレム花岡洋二】リビアの最高指導者だったカダフィ大佐(69)が20日殺害された状況について、現場で撮影された動画や反カダフィ派「国民評議会」関係者の証言などから、大佐が生きたまま拘束され、移送途中に一部兵士により銃殺された可能性が高まっている。評議会は22日にも「全土解放」を宣言する見通しだが、無抵抗の状態での殺害が明確となれば、大佐支持派らの反発は必至で、国内の混乱をさらに招きかねない。国際人権団体は、国際法における違法な「処刑」の可能性を指摘、評議会に殺害の経緯の徹底調査を求めている。

 ◇生きていた大佐
 反カダフィ派の兵士らが携帯電話などで撮影した動画はテレビやインターネットを通じ、世界中に報じられた。映像によると、生きているカダフィ大佐らしき男が複数の兵士に囲まれ、小型トラックの荷台に載せられた後、地面へ引きずり下ろされた。「生かしておけ」といった叫び声が続き、直後に銃声が響く。動画はその瞬間の男の様子をとらえていないが、間もなく男の遺体が映る。この際、大佐が「撃つな、撃つな」と懇願したとの情報もある。

 国民評議会の幹部はロイター通信の取材に「(カダフィ大佐を)生きたままつかまえ移送していたが、一部の人間が暴行を加え、殺した」と話した。

 一方、国民評議会はこれまでの公式発表で一貫して「大佐は銃撃戦で被弾し、死亡した」と説明している。

 ビデオの映像や証言から想定される状況との食い違いについて、国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」(本部ロンドン)は「新政権は(カダフィ時代のような)虐待の文化と決別しなければならない」と指摘。評議会に対し、殺害の詳しい経緯を情報公開し、民主政治の始まりにふさわしい適切な対応を取るよう求めている。

 ◇拘束のきっかけは空爆
 大佐が拘束されたのは北中部シルトから西約3キロ付近。現場に入ったロイター通信の記者によると、6車線ある幹線道路から約20メートル外れた場所に、荷台に機関銃を備え付けた小型トラック15台が大破し焼け焦げた状態で放置されていた。狙いを外した爆弾がもたらす地面の穴などが見られず、北大西洋条約機構NATO)による正確な空爆を受けた可能性が高いという。

 また、現場にいた国民評議会の兵士によると、大佐は空爆を受けた後、近くの排水溝トンネルに逃げ込んだ。引きずり出すと「何が問題なのか。何が起きているんだ」と語った。足と背中を負傷しており、別の兵士が大佐から、黄金の銃を奪い取ったという。
(毎日新聞)

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