文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

検察や検察審査会の実態が、次々と暴露されていくと、どうなるか?

小沢一郎弁護団による「第五検察審査会」議決は無効だという行政訴訟、及びそれに関連する手続き停止の申し立て等が、裁判所で却下されたようであるが、しかしおそらく小沢一郎弁護団もすぐ抗告するだろうし、また、行政訴訟にかぎらす、次には「検察審査会」メンバー11人に対する「国家賠償請求」等も検討中というから、「検察審査会」等は戦々恐々としているはずであり、裁判闘争の勝ち負けに関係なく、「検察」や「検察審査会」への批判、告発は有効なわけで、つまり「検察」「裁判所」「検察審査会」「弁護士会」等のいい加減な実態が、結果的に次々と暴かれていくわけで、僕はこれはこれでいいと考える。すでに、「小沢一郎強制起訴」に致る「第五検察審査会」の議決の実態は、審査会会員の平均年齢が出鱈目であったことが証明されたように、タテマエとしては秘密厳守、公開禁止とかいいながら、吉田補助弁護士の談話等、その公開禁止のはずの内部情報が関係者からのリ−ク等によって次々と漏洩してくるわけで、おそらく検察審査会内部の更なる秘密情報の暴露や、場合によっては検察審査会メンバーのプライバシー情報等の暴露が、今後は更に激しさを増してくるはすで、このまま、タテマエ通りに「非公開」のままというわけには行くまい。国会での情報開示要求の動きも、川内議員らによってますます激化していくだろう。多分、村木事件の場合のように、出世や保身から解放された検察や検察審査会の関係者、特に女性検事、女性審査会員による「内部告発」も始まると思われる。そうなれば、戦後日本の従米属国体制のガ−ド役だった東京地検特捜部、検察、そして検察の見張り役ではなく、検察の手先と化しつつある検察審査会の内部からの崩壊がはじまると考えられる。ところで、大阪地検特捜部の資料改竄事件だが、前田主任検事、大坪前特捜部長らの上司だった三浦正晴前検事正(現福岡高検検事長)と小林敬検事正、玉井英章前次席検事(現大阪高検次席検事)が辞職するらしい。これも「小沢事件」がもたらした結果の一つだろう。「日本独立」へ向けての、従米属国、植民地現地支配組織の「検察・マスコミ連合軍」との「小沢一郎の闘い」は、これからである。小沢一郎よ、もう一つの「敵の総本山」は、マスコミであることも、お忘れなく……。

福岡高検検事長辞職へ 資料改竄引責、大阪地検検事正らも
産経新聞 [10/19 07:56]



大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)・犯人隠避事件で、前部長の大坪弘道容疑者(57)=犯人隠避容疑で逮捕=らの上司だった三浦正晴前検事正(現福岡高検検事長)と小林敬検事正、玉井英章前次席検事(現大阪高検次席検事)が辞職する意向であることが18日、関係者への取材で分かった。

法務省は、大坪容疑者と元副部長の佐賀元明容疑者(49)=同=の勾留(こうりゅう)期限の21日、小林検事正と玉井前次席検事について事件の監督責任を問い、減給の懲戒処分とする。これを受け、2人は辞職願を提出するとみられる。


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