文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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菅直人続投こそ、早期の解散・総選挙は必至。そして新人議員は全滅だろう?(笑)

代表選を目前にした菅直人が、軽井沢鳩山別荘における小沢・鳩山連合軍の予想外の盛り上がりぶりに、首相続投に危機感を感じたらしく、新人議員たちと面談したそうであるが、日頃の無愛想というか、やる気ゼロの外見からは想像も出来ないことだが、なんと、向こう三年間、解散なしで、政権を維持すると宣言したそうである。三年間も居眠りというか、寝た振りしでもするつもりなのか。そもそも、参院選惨敗の責任も取らずにずうずうしく首相の椅子にしがみついているが権力亡者と化した菅直人なわけだが、そして、むろん、三年後も菅直人が首相なんて誰も考えていないはずなのだが、本人だけは、その気らしいから、権力亡者の心理というものは不思議なものである。ちなみに、今日の面談会で、一年生議員を相手に、「菅直人続投なら解散なし、小沢一郎に交代なら解散・総選挙…」と、口から出任せの空手形で、脅迫しているようだが、そんな根拠のない空手形を信用し、妄信するのはよほど選挙に弱い一年生議員ぐらいだろう。菅直人が解散したくなくても、参議院過半数を確保していない以上、早々に解散に追い込まれることは、誰が見ても明らかである。したがって、この話は、「菅直人続投なら解散・総選挙は必至・・・」「そして一年生議員はほぼ全滅…」と言い直すべきだろう。しかし、言うまでもなく、解散・総選挙の脅迫に怯える議員がいたら、新人であろうとベテランであろうと、いずれ落選、政界から消える運命にあるのであって、いやしくも衆議院選挙を戦い、ライバルを蹴落として議員になった以上、解散・総選挙を怖れることなく、むしろ選挙を繰り返しながら当選回数を積み重ねていくことこそ、衆議院議員の勤めであり、それこそが衆議院議員の栄光の根拠だろう。だからこそ、衆議院議員は、参議院議員とは異なる存在、言うならば「畏怖すべき存在」だと言うべきなのだ。ともあれ、「解散・総選挙」を、一年生議員への脅迫のネタにした時点で、菅直人は、リーダー失格であり、政治家失格である。



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