文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「日本一新運動」の原点―9(臨時増刊)

 
以下のようなメールが届きましたのでそのまま掲載しておきます。

【 本文 】:
平野貞夫氏の「日本一新の会」の会員です。
政局を鑑み、平野氏の檄文ともいえる論説が届きました。無限拡散の依頼がありましたので、当サイトで何卒、ご承認・ご掲載を賜りたくご連絡いたしました。
◎「日本一新運動」の原点―9(臨時増刊)

              日本一新の会・代表 平野 貞夫

 9月14日の民主党代表選をめぐって、党内外が緊張してくるのは当然のことであり、特段の話題にもならない。今朝の毎日は「政局『凪』でリラックス」と見出しを付した記事を書いているが、「的外れ」とだけは指摘しておこう。
 さても、憲法基本的人権が保障され、かつ「言論と行動の自由」も明確に保障されているわが国では、個人の資格で何を言おうと、何をしようと自由であることはいうまでもない。
 だがしかし、国政を担い、就中外務大臣という要職にある人物の問題発言については、きびしく警鐘を鳴らし、先例とならない手立てを採っておくのが、長い間国会事務局に身を置いた私の役目であり、引いては日本一新運動の根幹にも関わることであるこ
とから、臨時増刊として一筆を認めた。

(岡田外務大臣発言の重大性!)

 8月13日に朝日ニュースターの収録番組で、岡田外務大臣小沢一郎氏の民主党代表選出




い。
 いま、国際社会は大きく動いている。ポスト〝ポスト冷戦〟といわれる世界での国家戦略を、次の代表戦で議論するべきだ。その構想を持ち、同時に、実行できる行動力と、より以上に求められる胆力を保持しているのは小沢一郎だけであり、多くの国民はそのことをよく知っている。
 オバマ米大統領は〝グリーン同盟〟という新しい政治を構想し、軍縮と金融資本規制と、福祉環境政策を断行している。欧州でも経済危機の中〝トランス・ハーモニー〟(調和資本主義)の政策を思考するようになった。
 小沢一郎は平成18年9月の民主党代表選挙で、「私の政見」を発表しているが、そこでは、「人間と人間、国家と国家、人間と自然との『共生』を国是とする」と宣言して代表となった。
 これこそが「日本一新運動」の理念である。敢えて民主党小沢グループ国会議員に告げる。一日も早く『共生社会』への政策を立案して、小沢一郎が生命を懸けて活動できる環境を創って欲しい。これこそが、昨夏の政権交代大義であり、いま君たちがなし得る最大の仕事、それも歴史に遺るであろう大事業のさきがけである。
 今こそ「指示待ち」を排し、ひとりひとりの奮起を熱望するが、昨夏には300有余の議席を委ねた、国民大多数の意志であることも併せて認識して欲しい。
以上