文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

従米植民地政権・菅直人続投こそ政治的混乱そのものだろう。

菅直人は、今度の参院選における民主党惨敗をすでに前提にしているかのように、いかにして敗戦責任を誤魔化し、敗戦の政治責任から、いかにして逃げるかという見苦しい悪足掻きを始めているが、早すぎる自民党との連立工作や「みんなの党」との連立工作という見境のないドタバタ騒ぎで笑いものにされたかと思うと、今度は、「総裁を頻繁に変えることは、政治的混乱をもたらす・・・」とか、「菅直人続投こそ安定をもたらす・・・」とか、つまり「混乱か安定か」が、今度の選挙の争点だと言い出しているらしいが、この言葉こそ、恥も外聞もなく「地位」に未練がましくしがみつこうとする菅直人という政治家の、さもしい根性を露呈した言葉であって、「語るに堕ちた」と言うべきだろう。言うまでもなく、総理就任との交換条件に米国に魂を売った菅直人の続投こそ、日本国民にとっては「混乱」そのものであって、選挙において国民から「no」という烙印を押されたても、まだ総理総裁の地位にしがみつこうとすれば、それこそ「世界の笑いもの」になるだろう。ところで、総理総裁が頻繁に変わることを悪いことのように言う人が少なくないが、しかし国民からの信頼をなくした総理総裁がいつまでもその地位にしがみつくことこそ、国民の不幸であり悲劇である。むしろ、国民の信頼を失った総理総裁は即刻、その地位から去るべきであって、「頻繁に変わること」が一概に悪いわけではない。たとえば、郵政選挙に圧勝した小泉政権は、警察権力まで行使して、政治的な乱暴狼藉を繰り返した挙句、選挙での国民の審判を恐れ、選挙を回避し続けているうちに長期政権となったが、その長期政権の間に日本は底なしの泥沼に落ち込むことになったのである。しかも小泉政権以後も、自民党政権は選挙を回避し続け、挙句に完全に国民から見放され、結局、任期切れ寸前の選挙で「政権交代」という結末を迎えてしまうことになったのである。「総理総裁が頻繁に変わること」を恐れてはならない。少しも恥ではない。むしろ、「ご主人様」に忠実な植民地支配の代理人と化した総理総裁の続投こそ、つまり菅直人のことだが、日本国民としては恥ずべきである。総理総裁の首を頻繁にすげかえることを恐れてはならない。



■内閣支持続落45%、比例投票先・民主3割切る

閣支持続落45%、比例投票先・民主3割切る
7月5日0時7分配信 読売新聞

 読売新聞社が2〜4日に実施した参院選の第4回継続全国世論調査(電話方式)によると、菅内閣の支持率は45%で、第3回調査(6月25〜27日実施)の50%を5ポイント下回った。

 不支持率は39%(前回37%)だった。

 参院比例選の投票先で、民主党に投票すると答えた人は28%(同31%)に後退し、自民党は16%(同15%)となった。民主への投票は初めて30%を切り、自民との差は前回の16ポイントが12ポイントに縮まった。

 継続調査は今回が最終回で、選挙区選の投票先は民主32%(同33%)、自民19%(同16%)だった。比例選と同じく、これまで民主への投票は自民のほぼ倍で、前回は17ポイント差だったが、今回は13ポイント差に迫られた。

 参院選後の勢力については、民主が過半数議席を獲得する方がよいと思う人は38%(同42%)に減り、「そうは思わない」は48%(同47%)となった。

 参院選の争点となっている消費税率引き上げについては、財政再建社会保障制度を維持するために「必要だ」と思う人が65%(同64%)に上った。ただ、菅首相が十分に説明しているとは思わない人は89%(同88%)に達した。政党支持率は民主34%(同37%)に自民18%(同17%)などが続き、無党派は33%(同31%)だった。 最終更新:7月5日0時7分

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