文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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速報・小沢不起訴で決着。鳩山首相が、参院選まで「小沢幹事長続投」を宣言。


小沢一郎幹事長が、昨日(2/1)、起訴の場合は「責任を取る」、つまり「幹事長辞任もある」と記者会見で発言したことから、前原某や枝野某、野田某等を中心にした「反小沢一派」の面々が、「小沢打倒」を目指して、俄に浮き足立った動きを開始した民主党内だったが、結果は、今夜(2/2)になって、検察側からのリーク情報だと思われるが、突然、「小沢不起訴」の情報が駆け巡り、一連の小沢事件の攻防は「検察完敗」に終わりそうな雲行きになってきたわけで、またまた「反小沢一派」のクーデターは空振りに終わりそうだ。しかしそれにしても、相変わらず空気の読めない、政治的センスの欠如した連中である。そもそも引退寸前のボケ老人(渡部某)に「七奉行」などとそそのかされて、その気になること自体が、政治家失格であり、お気の毒としか言いようがない。鳩山首相が、本日、はっきりと参院選挙までの「小沢幹事長続投」を宣言し、検察との全面対決の姿勢を匂わせた時点で、「勝負あり」だったと見ていい。秘密会談を繰り返していた検察幹部たちは、鳩山首相の真意が「全面対決」から「指揮権発動」にあると読んだ上で、つまり鳩山首相が、時と場合によっては、素早く「指揮権発動」する覚悟でいることを察知して、泣く泣く「敗北宣言」をせざるをえなかったと思われる。「鳩山首相には胆力がある」「いざとなれば鳩山首相は素早く決断する」と言っていた鈴木宗男氏や佐藤優氏の言葉が間違っていなかったと、あらためて思う。逮捕されている石川議員に対しても、同期生を中心に三十数名の民主党議員の「連判状」が届けられたというが、現役の代議士がこれだけ動いているということの意味は小さくないわけで、ここにきて、東京地検特捜部が、いよいよ、崖っぷちに追いこめられようとしていると見て間違いない。まだまだ速断は禁物だが、「政治家と官僚の対決」の結末も、先が見えてきたようだ。


特捜部、小沢氏不起訴処分で最終検討



民主党小沢一郎幹事長の資金管理団体による土地購入をめぐる事件で、
東京地検特捜部は小沢幹事長を不起訴処分とする方向で
最終的な検討を行っていることがわかりました。

逮捕された小沢氏の元秘書ら3人は、
いずれも小沢幹事長の直接的な関与を否定しているもようで、
特捜部は最高検などと協議を行っていて、
小沢幹事長を不起訴処分とすることで最終的に検討してるということです。

(02日23:15)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4346710.html

 

2010年2月3日(水)


小沢氏、不起訴の公算


東京地検小沢民主党幹事長について現状では立証が困難として不起訴の方向で検討を始めたもよう。

共同通信社

http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/02/post_484.html




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