文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「小沢幹事長」を歓迎する。これで「民主党政権」は、10年は続くのではないか。ということは、自民党の解党・解体は…。そして、「自民党」ご用達の御用文化人、御用ジャーナリストたちの今後は…。

  


選挙後の民主党、及び代表・鳩山由紀夫等、幹部たちの幼稚で、浮ついた政治的言動に、来るべき民主党政権の行く末に危機感と不安感を抱いいた人は少なくないだろうが、今夜(3日)、小沢一郎の「幹事長就任」の確定的情報に接して、ホツと胸をなでおろしたのは、僕だけではなかろう。ひとまず、これで民主党政権のスタート時点での体制は、磐石になったと言っていい。それにしても、オバマアメリカ大統領からの電話に、「民主党の勝利はオバマさんのおかげです。」等と、答えたという鳩山代表の卑屈な言葉には、お世辞的発言とはいえ、失望した。アメリカ政府が、日本の民主党圧勝と民主党政権の誕生に危機感を抱いて、「様子伺い」というわけで、政治的配慮から、せっかく下手に出てきたわけだが、それに対して、早速、尻尾を振って、甘い言葉で絶対服従ともとれる姿勢を示したわけで、対等な日米関係構築を目指す民主党政権としては腰砕けもいいところである。日本国民は、オバマなんかを念頭において民主党を圧勝させたわけではない。民主党大勝利は、地を這い蹲るようにして全国を走り回った「小沢さんのお陰…」だろう。そして、ここぞという時に、賢明な政治選択をすることの出来た「国民のお陰…」だろう。鳩山代表、及び民主党の鳩山側近議員、あるいは鳩山一族、鳩山ファミリーのメディア露出とその言動は、明らかに民主党大勝利に酔い痴れて、浮き足だっている。今回の民主党勝利は、鳩山グループや鳩山一族、鳩山ファミリーの勝利ではない。従って、当然のことではあるが、未だに年上の女房や母親に頭の上がらないマザコン政治家である鳩山代表一人に、日本の外交や安全保障政策等を任せるのは危険である。日本を「マザコン国家」にしてはならないのだ。その意味でも、「小沢幹事長」就任を歓迎したい。鳩山代表の功績は、小沢一郎を「幹事長」に任命することが出来たという一点にある。「鳩山首相」なんて、所詮、「飾り」であるということが、これでわかるだろう。鳩山政権は、鳩山代表が、自分は所詮、「飾り」に過ぎないということを自覚した時点で、磐石な政権になったと見ていい。一説には、東京地検特捜部が、「西松事件」問題で、未だに小沢一郎をターゲットに捜査を続け、小沢一郎の動きを牽制しているらしいが、所詮、東京地検特捜部の役人たちも、自己保身のために強がっているにすぎない。最期まで、身命をとして、小沢一郎と全面対決できるわけがない。鳩山政権を甘く見ていたらしい井出道雄・農水事務次官を筆頭に、上から目線で、眼光鋭く国民を睨み付けながら、横柄な言動を繰り返していた官僚たちの言動も顔色も、小沢幹事長の誕生で一変するだろう。これは余談だが、テレビに出まくって、「大臣」気取りで、意気揚々とはしゃいでいた民主党議員たちの「夢」も、これで、はかなくついえたと言えるだろう。民主党議員よ、大臣になりたければ、くだらないテレビ番組なんぞに出るな、ということだ。





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小沢一郎氏と江藤淳先生。