文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

稲村公望氏(国民新党東海ブロック)から電話あり。


郵政官僚として、「郵政民営化」、つまり「小泉・竹中改革」に徹底的に反対し、結局、郵政公社理事を辞任に追い込まれ、しばらく浪人中だったが、今回の選挙で、名古屋東海ブロックから、国民新党の「比例代表候補」として立候補した稲村公望氏から、一昨日、携帯に電話があった。「まだ鹿児島ですか?」と、鹿児島ラサール高校出身の同氏としては、僕の鹿児島の山奥での田舎暮しを気にしつつ、「いよいよ明日から始まります」と楽しそうに話していたが、その一方で、浜松から立候補している城内実氏の選挙情勢を、「郵政民営化」、つまり「小泉・竹中改革」反対の同志として、心配していた。前日あたりに、「小泉・竹中改革」の張本人・小泉純一郎氏が浜松入りして、今やすっかり化けの皮を剥がされた「郵政民営化論」を、性懲りもなく、ぶち上げたらしい。驚くべきことに、まだ、それなりの人気があるらしいのである。最近、連続して、「中央公論」の対談に登場して、渡部昇一氏や山口二郎氏等を相手に、相変わらず口八丁手八丁のオシヤベリで「構造改革論」をまくし立てている竹中平蔵氏同様に、警戒をおこたってはならない。「弱者の味方です」などと消極的なことを言わず、「おまいらの経済学も経済政策も間違っていた。それは、結果が証明しているじゃないか!つべこべ言う暇があったら、国民に向かって土下座しろ!」と、舌鋒鋭く、彼等を名指しして、攻撃すべきだろう。ところで当所は、鹿児島三区で、川内と枕崎が大票田らしいが、元来は圧倒的に自民党の強いところだが、今回は、民主党が候補者を立てず、「郵政民営化反対」で自民党を離党した松下忠洋が、国民新党から「反自民」として立候補しているため、石原ナニガシとのツーショットポスターを貼りまくっている自民党の宮路ナニガシを尻目に、「反自民」の松下が、人気上々のようである。建設業関係が松下支持を打ち出しているだけでなく、枕崎地区選出の地元の有力県会議員が自民党を離党してまで松下応援に奔走しているとか…。それにしても、自民党は評判が悪い。自民党は解党し、ゼロから出直せ(!!!)、とカラスとイノシシに向かって、思わず叫びたくなる山奥の仙人であった。






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