文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

7・21衆院解散へ。投票日は8・30に…。

解散・総選挙を逃げ回ってきた麻生首相が、都議選惨敗を突きつけられて、ついに「ヤケクソ解散」突入を決断したようだ。当初は、明日にも解散か、という情報が流れたが、結局、7・21衆院解散、投票日は8・30に…なつたらしい。なにはともあれ、日本の政治の正常化への第一歩とはなるだろう。政権交代を経て、自民党は下野したとしても、これを転機として政党の原点に立ち返り、自民党的な国民主体の保守政治を再構築してほしいものだ。ところで、予想されたことではあるが、これまで自民党の応援団だった文化人たちの動きに、つまり民主党批判に熱心だった文化人たちの動きに、微妙な変化が見られる。ひそかに転向が進みつつあるようなのだ。たとえば、つい昨日まで、「西松献金事件」の追及に熱心で、露骨な「小沢一郎つぶし」の急先鋒を演じていた自民党系御用文化人の一人・福田和也が、同じくテレビニュース番組で「小沢一郎潰し」に熱心だった時事通信政治部長田崎史郎と、「週刊朝日」で、今頃になって、「自民党は大敗すればいい」という、何やら怪しい対談を試みているが、なるほど、これなら、自民党が大敗し、政権交代が行われても、心配することはないわけか。つまり、今度は、ちゃっかり自民党を批判し、こっそり民主党にゴマスリすればよいというわけだ。これは皮肉で言うのだが、相変わらず日本の「御用文化人」はしぶといねにほんブログ村 政治ブログへ