文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

自民支持の30%が民主へ。


解散総選挙を売り物に総理総裁を手に入れた麻生首相だが、言葉とは裏腹に解散総選挙も出来ないで、未練がましくずるずると、任期いっぱい総理総裁の椅子にしがみつき、天下に恥を晒すだろうということは、総理総裁に就任の時点で予想できたことで、別に驚くに値しないが、それにしても、政権を預かる政治家としては考えられないほどのひどい話で、これでは自民党の支持者たちが、ごっそり民主党支持に移動し、多くの日本人が、自民党はもう二度と立ち直れないだろうと予想することも、仕方がないことだろう。静岡知事選挙も、民主の分裂選挙で、自民優勢を伝えられていたが、実質的には惨敗したようだし、おそらく都議選も、自公惨敗は避けがたいだろう。「日刊ゲンダイ」は、「自民支持の30%が民主へ。」と書いているが、当然だろう。ところで、お説教好きの「おばさん保守」のアイドル・櫻井よしこ女史が、産経新聞のコラム(「麻生首相に物申す」)で、さすがに自民党の最近の無様な政権運営と党内事情を見かねたらしく、つまり、もう自民党の惨敗を覚悟したらしく、「そのまんま東」のような芸人知事の人気を当てにして、未練がましく追い回すのではなく、自民党らしい堂々たる「負け方」を考えろ、とお説教を垂れているらしい。しかし、ここまで自民党を堕落させた原因のいくらかは、櫻井よしこ女史のような、「自民党マンセー」と「民主バッシング」を飽きもせずに繰り返してきた無責任な「自民党応援団」文化人にあることは、火を見るよりもあきらかであって、今更、自民党に厳しいお説教を垂れたとしても、誰も聞く耳は持つまい。というより、幼稚な自民党マンセーを繰り返してきた「自民党応援団」文化人も、そろそろ転向し、自民党という泥舟から逃げ始めたな、と思うのが常識だろう。こと、ここにいたっても、まだ鳩山献金問題というようなスキャンダルを「深追い」し、プロジェクトチームまで作って、参考人招致だ何だと騒いでいる自民党を見ていると、やはり政権交代は必要だな、と思う。それにしても、国内の暴動に陣頭指揮をとるべく、急遽、サミットを前に帰国した中国のコキントー国家主席の例を持ち出すまでもなく、サミットを海外旅行と勘違いしているらしく、終始、満面の笑みを浮かべながら愛嬌を振り撒き、テレビに向かっては無邪気に馬鹿笑いを繰り返す麻生首相を見ていると、日本人として、いかがなものかな、と思うのは小生だけだろうか。




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