吉野で『国体の本義』を読む。

昨日から、奈良県吉野に来ている。「一滴の会」の勉強会があるというので、やってきたのである。昨年に続いて二度目であるが、また桜の季節は終わって、人も車もほとんどなく、静かであるが、ちょうど新緑の季節で新鮮である。昨日は、吉野駅から直接、早速、如意輪寺へ向かい、後醍醐天皇陵にお参りしたが、昨年工事中だった石段も綺麗に整備され、宮内庁の職員も常駐しているらしく、山深い山陵は荘厳な雰囲気に包まれて、『太平記』に「玉骨はたとひ南山の苔に埋むるとも霊魂は常に北けつの天に臨まんと思ふなり…」と書いてあるように、墓所は京の都に方角に向かっている。さて、今年の勉強会は、佐藤優氏を講師に『国体の本義』を読む。

■写真は吉野・如意輪寺…。石段を上ったところに後醍醐天皇陵がある。

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