文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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日本郵政・西川社長はさっさと退場せよ。

 
6月下旬の株主総会で「任期切れ」となる日本郵政西川善文社長の進退をめぐって、鳩山総務相が、退陣に向けて積極的に動きだしたようだが、その前に、西川社長続投を画策する菅義偉総務相が立ちはだかって、麻生内閣の政治基盤をも揺るがしかねない政争に発展しつつあるらしい。まことに結構なことだ。鳩山総務相としても、これまで『かんぽの宿疑惑』を追求してきた手前、ここは引き下がるわけにはいくまい。騒ぎが大きくなれば、「西川社長退陣」はますます確実になっていくはずだ。鳩山氏は、「進退をかけて再任を阻むつもりだ」と周辺に漏らしているらしい。


鳩山総務相日本郵政・西川社長にNO! 
菅義偉氏が猛反発 自民党再び紛糾か (1/2ページ)
産経新聞 2009.5.16 02:07




 6月下旬の株主総会で任期切れとなる日本郵政西川善文社長の進退をめぐり、政府・与党で一触即発のにらみ合いが始まった。「かんぽの宿」の譲渡問題を追及してきた鳩山邦夫総務相が西川氏の再任阻止に動き出したのに対し、元総務相の菅(すが)義偉(よしひで)自民党選対副委員長は「衆院選前に政局の引き金を引くのか」と猛反発。麻生太郎首相は沈黙を守り続けるが、日本郵政は役員人事を決める指名委員会を来週に予定されており、自民党で内紛が再び火を噴く可能性もある。

 「日本郵政では不透明な事柄がドンドンおこなわれ、企業としてガバナンス(統治)の問題もある。株主総会で(西川氏の社長続投を決める)議決が行われても総務相の私が認可しない限り効力は発生しない」

 鳩山氏は15日の記者会見で西川氏の自発的な退任を暗に促した。民主、国民新、社民の3党が同日、かんぽの宿問題で西川氏を特別背任未遂罪などで東京地検刑事告発。鳩山氏には西川氏を追い込むチャンスと映ったようだ。

 かんぽの宿問題への対応をめぐり、鳩山氏の西川氏への不信感は決定的となった。政府が全株式を所有する特殊会社日本郵政は、総務相株主総会が議決した人事に認可権を持つ。これまで鳩山氏は円滑な社長交代に向け財界などに根回しを続けてきたが、事態が動かぬことにいらだちを募らせ、最近は「進退をかけて再任を阻むつもりだ」と漏らしているという。

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