文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「小沢続投」なくして「政権交代」なし。

民主党周辺で、このところ、「小沢降ろし」の政治謀略が活発化しつつあるらしいが、それも、今回は、岡田氏や前原氏等、反小沢グループではなく、よりによって、小沢一郎氏の周辺の人物たちが、「小沢降ろし」の政治謀略に加担し、その謀略の中心になっているらしいが、いい加減にしてもらいたいものだ。言うまでもなく、これまでの例が示すように、小沢氏を裏切った「小沢シンパ」に明日はない。中西某しかり、船田某しかり、二階某しかり。しかし、人間と言うものは、目の前に大きな餌をぶら下げられると、「俺が…」「俺が…」と日頃の卑屈な態度とは打って変わって、急に態度が大きくなり、自分も「小沢」になれるかもしれない、と身の程もわきまえず、錯覚するものらしい。ところで、先夜、市ヶ谷の某ホテルのロビーで、民主党の最高顧問・渡部恒三氏が、僕の知り合いと立ち話をしているところに通りかかったので、隙を見て、名刺を渡して、ちょっと立ち話でもしてみようかなと思ったのだが、急いでいるらしく、すぐにタクシーに乗り込んでしまったので、ほとんど話も出来なかったが、簡単な挨拶だけは出来た。その渡部氏や藤井裕久氏、あるいは国民新党亀井静香氏らが、「小沢降ろし」に動いているらしいと聞いて、ちょっとがっかりすると同時に、そこまで自民党サイドの政治工作の手が回っているのか、と暗然とした次第だが、しかし、外野の右往左往とは逆に、小沢氏本人は、党首続投の意思は固いようで、昨日も、メーデー会場での挨拶で、「自分の手で政権交代は出来る…」と自信満々だったらしい。僕は、小沢氏が続投の意思を固めているならば、あわてる必要はないと思っている。麻生太郎首相は、おそらく任期一杯ギリギリまで、解散・総選挙から逃げ続けるだろうが、逃げれば逃げるほど、追い詰められて、麻生政権の政治基盤は、そして自公連立政権の政治基盤は弱体化していくはずである。というわけで、いずれ、渡部、藤井、亀井各氏らの「小沢降ろし」も、線香花火のように雲散霧消していくだろう。そして気の毒だが、マスコミ主導の「小沢降ろし」工作に翻弄された小沢側近長老たちの死骸だけが、後に残されることになろう。「小沢続投」なくして「政権交代」なし。




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