文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

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西尾幹二先生の『江戸のダイナミズム』出版会で……。

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昨夕、市ヶ谷の「グランドヒル市ヶ谷」で西尾先生の新著『江戸のダイナミズム』の出版を祝う会が行われたが、昨年の「つくる会騒動」を吹き飛ばすような盛況で、「西尾幹二、ここにあり!」という感じだった。僕は、直前までちょっと仕事があった関係で、会場の場所もうろ覚えのまま、王子で南北線に乗り換えて、時間ギリギリに会場に駆け込んだのだが、あわててエレベーターを駆けあがろうとしたら妙齢の上品なご婦人に声をかけられた。「???」。記憶にない。お話を伺うと、なんと、このご婦人こそ、あの「西尾ブログ」管理人、「長谷川」さんだった。わざわざこの日のために広島から上京されたらしい。会場に入るとすでに広い部屋に人が溢れかえっていた。岩田温君等、「保守主義研究会」の学生たちが受付や会場係りで忙しそうに動きまわっている。やはり年配の人が多く、知り合いがいないなあ、と思って水割りを飲もうとしていたら、西法太郎氏が目の前にいる。早速、今、話題の「宮崎正弘メルマガ」の「佐藤優論」について話をしていると、元産経新聞の花岡氏が近付いてくる。花岡氏とも久しぶりなので話はつきない。実は共に某研究所を立ち上げた仲間なのだが、路線対立から、一緒に会を離れた仲である。しかしその騒動以来、会っていなかった。花岡氏の活躍は誰でも知っているだろうが、四月からは古巣の産経新聞の客員編集委員に就任し、毎週一回、政治コラムを執筆することになったらしい。というわけで、しばらく購読を中止していた産経新聞だが、四月から購読再開を約束する。そういえば、最近、産経で読んだ「経済コラム」が、これまでの産経路線を大きく転換するような反自由主義的論調で、面白かったという話をすると、あれを書いたのは日経から移籍した記者だと言う。なるほど、なるほど……。西尾先生の出版パーティの盛況ぶりを見てもわかることだが、最近、保守論壇やジャーナリズムの潮目が変わりつつあるようだ。僕はまったく知らなかったが、四月から「諸君!」の編集長も交替したらしい。その話を、「前編集長」になったばかりの仙頭さんから、直接、伺うのだから僕も間が抜けている。さて、僕は、「毒吐きテック」氏(笑)http://tech.heteml.jp/も来ているにちがいないと思って、会えるのを楽しみにしていたのだが、いろんな人たちと話しこんでいる内に、「毒吐きテック」氏のことはすっかり忘れてしまった。残念……。それにしてもブログやメルマガの影響はますます強くなりつつあるようだ。経産省の課長某氏が、僕のブログを見ているとと言うので話していたら、異常にブログ情報に詳しく、「山本恵子ブログはすごい!!」「山本恵子って誰?」と聞く。「飯島某でしょう。」「あの文章力は飯島某には無理でしょう。」「ゴーストライターでも雇っているのかな?」「山本恵子って令泉文恵ですかね?」なんて、ちょっとアブナイ話も。

★追記1、「オフィス・マツナガ」ブログhttp://officematsunaga.livedoor.biz/によると、残念ながら超人気ブロガー「毒吐きテック」氏…は欠席だったようです。
★追記2、岩田温さんが、ブログでhttp://www5.diary.ne.jp/user/526062/ 主な出席者たちについて詳しく書いていますが、文学関係では、桶谷秀昭さん以外に、高井有一黒井千次三浦朱門富岡幸一郎福田逸の各氏等も出席していましたね。