文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小沢民主党に期待する。無党派層は圧倒的に「民主支持」で、急速に「自民離れ」が侵攻中らしいね。

自民・公明は沖縄知事選の勝利に酔っているようだが、その勝利の実態は、かなり怪しいものらしい。勝敗を分けた四万票前後が、ほぼ公明・層化の票であることが示しているように、今や自民党は、何処の選挙区でも、公明党創価学会の「狂信的」な、あるいは「カルト的」な選挙応援活動なしには、当選がおぼつかなくなっているようだ。ということは、現在、そして将来の自民党は、公明党創価学会支配下に繰り込まれているということだ。自民党政権とは表向きの看板だけで、その政権の実態は、創価学会支配、池田大作支配、というこではないだろうか。自民党支持者達としは、単に選挙の時に利用しているだけだ、と言いたいかもしれない。しかし、政治家にとって選挙は政策や政治思想などより、はるかに重要な生命線だろう。そこを握れているのだから、政策も政治思想もあつたものではないだろう。要するに、自民党は、公明・創価の軍門に下っているのだ。その証拠は? それは、小泉と安倍が、ともに公明党本部か創価学会本部か知らないが、都内の何処かにわざわざお忍びで出掛けて、公明・創価の幹部(池田大作先生?)に、土下座したということが、マスコミにバレてしまったとい事実で、充分だろう。ところで、自民とにとつてさらに深刻な問題は、選挙運動における「公明・創価依存症」が拡大すればするほど、いわゆる「無党派層」の「自民離れ」が急速に進んでいるということだろう。沖縄知事選の結果にもそれは見事に反映しているようだ。無党派層の7、8割が民主支持という投票行動をしたらしい。この「無党派層」の「自民離れ」という結果をもたらした自民党の病症は、やがて自民党の本体を侵食していくだろう。要するに、選挙には負けたかもしれないが、「小沢民主」は「無党派層」の支持を得ているということであり、「無党派層」が「小沢民主」に期待しているということである。ガセ・メール騒動や路上不倫キスにうつつを抜かしているだけのお飾り議員…「前原某」や「細野某」の出る幕ではないのだよ(笑)。




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「経済活性化」56%が望む 「基地」の倍 沖縄知事選



 19日投開票された沖縄県知事選は、「米軍基地問題」「経済活性化」の2大懸案を抱える県民が、新しいリーダーとともにどのような県の将来像を描くかが問われた選挙だった。新知事に力を入れてほしい点として、「経済」を優先した人が「基地」を優先した人を大きく上回り、経済界出身で与党推薦の仲井真弘多氏への追い風となった。野党各党推薦の糸数慶子氏は、「基地」を優先した人の圧倒的多数の票を得たが、及ばなかった。

 朝日新聞社沖縄タイムス社は19日、県内60カ所で共同出口調査を実施し、3332人から有効回答を得た。調査で「新しい知事に最も力を入れてほしい点」を質問したところ、「経済の活性化」が56%、「基地問題」が28%と、ダブルスコアだった。

 実際の投票行動との関連を見ると、「経済の活性化」を選んだ人のうち、仲井真氏に投票したのは67%、糸数氏には32%だった。この差が当落の決め手となったのは間違いないが、大差をつけることはできなかった。

 一方、新知事に最も力を入れてほしい点が「基地問題」と答えた人は、84%が糸数氏に投票し、仲井真氏は15%にとどまった。「基地」は、投票の動機付けとしては糸数氏の大きなポイントとなり、仲井真氏にとってのウイークポイントとなった。今後の仲井真県政の最大の課題といえる。

 投票の際、「候補者個人の魅力」と「支援する政党」のどちらを重視したかを質問したところ、「個人」が60%、「政党」が32%で、有権者が政党をそれほど意識していなかったという結果だが、支持政党別の投票行動の違いは明白だった。

 自民支持層の8割強が仲井真氏、民主支持層の8割強が糸数氏に投票。公明支持層は9割以上が仲井真氏、また共産支持層、社民支持層は9割以上が糸数氏に投票し、色分けはくっきりしていた。そんな中で、回答者全体の3割弱を占めた無党派層は63%が糸数氏に投票。仲井真氏には35%にとどまった。

 1週間前の福島県知事選、19日の福岡市長選で与党推薦候補が敗れ、沖縄でも苦戦した。小泉前首相が味方に引き入れていた無党派層の票をさっぱり取れなくなったのである。

http://www.asahi.com/politics/update/1120/002.html




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