文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「植草教授痴漢事件」は「デッチアゲ説」が濃厚に…。


すでに忘れられようとしているが、いわゆる「植草教授痴漢逮捕事件」の公判が近いうちに始まるらしい。マスコミが取り上げなくなったので、あまり情報は伝わってこないが、その後、植草教授やその周辺は、どうなっているのだろうか。


一時保釈の手続きが取られ、釈放されるのではないかと言われていたが、保釈は取り消され、いまだに塀の中らしい。たかが痴漢疑惑事件であるにもかかわらず、こんなに長期拘留になるとは、この事件にどんな意味があるのだろうか。むろん、この事件は単なる痴漢疑惑事件ではなく、政治事件、つまり政治犯罪ということだろう。事件そのものの中身はともかくとして、長期拘留に至っている目的が、植草教授の「口封じ」であることに間違いない。


噂によると、マスコミの現場の記者たちの間でも意見が分かれつつあり、しかも「デッチアゲ説」が濃厚になりつつあるらしい。問題は、被害者と称する「女子高生」の存在のようだ。


公判となれば、女子高生も法廷に登場せざるをえないことになるのだろうか。もしそうなったとすれば、この女子高生が何者かが明らかになるだろう。その前歴や人間性を含めて。そしてその結果、裁判は逆転する可能性が高い。すでに明らかなように、女子高生の発言(と言われているもの)には矛盾点が少なくない。法廷では、おそらく女子高生の主張は支離滅裂なものとなり、即座に論破され、無残な結果になるだろう。


というわけで、女子高生は、法廷に登場することはないかもしれない。よほどの筋金入りの「確信犯」(笑)ででもないかぎり、そんな危険なことはしないだろう。植草教授側も、前回とは違って、今回は徹底否認、徹底抗戦で、最高裁まで争う決意らしい。ということはこの裁判はおそらく長期裁判になり、この女子高生も、人生の大半をこの裁判闘争に費やすことになるだろう。この女子高生にとって、それだけの価値がある裁判だろうか。


むろん、この事件の公判を維持するためには、唯一の現場証人である女子高生の証言が必要なはずだ。だが、この女子高生は、最後まで証言を続けられるのだろうか。もし、この女子高生が「常習犯」か「ヤラセ」であったとすれば…。


というわけで、一部のマスコミでは、すでに、「植草無罪」「デッチアゲ説が濃厚」「被害者女子高生が怪しい」という線から記事にすべく動いているらしいが、はたしてどうなるのだろうか。いずれにしろ、裁判の結果がどうであれ、小泉、竹中、飯島あたりが高笑いしていることは間違いない。彼等から見れば、目的はすでに充分に達成されたからだ……(笑)。


ちなみに、植草教授の経済分析への評価はうなぎのぼりらしい。小泉・安倍路線の宣伝マンである吉崎達彦でさえ、テレビで公然と、植草レポートの正確さをベタホメしているらしい。



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