文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

宮崎正弘講演会で、安倍電撃訪中の政治的背景についての裏話を拝聴。

昨日は、「ポーツマス・ネツトワーク」という大学生中心の勉強会に行ってきた。講師は宮崎正弘氏。もちろんテーマは中国問題である。胡錦濤江沢民一派つぶしと権力掌握への戦略分析や、中国政府の安倍訪中歓迎ムードの政治的意味など、話題は多岐にわたったが、中でも、胡錦濤・中国政府が安倍訪中歓迎路線へ転換した政治的背景に、天津開発への日本からの投資資金導入という切迫した事情があるという話は新鮮だった。天津は、江沢民一派の資金源である上海に代わるべき新しい経済開発の拠点として、胡錦濤一派が注目している都市らしい。というわけで、これから先は、著作権侵害(笑)になるおそれがあるので、カットするが、昨日の宮崎講演会には、西尾幹二氏や、西村幸祐、石平、平田文昭、西法太郎の各氏等も出席していて有意義だった。特に僕は、西尾氏に会うのは久しぶりだった。一連の「つくる会」騒動後、初めてであった。話の中身は公表できないが、いろいろな込み入った話もした。今や保守論壇は、人間もメディアも一斉に権力に迎合し、権力とのつながりを言論の武器にする時代である。政府や権力を批判する保守派にとっては生きにくい時代だと言っていいだろう。しかるに、そういう時期だからこそ、政府や権力に妥協せず、孤立を恐れずに、真正保守としての論陣を張り続けられるかどうか、というところに保守思想家の真髄はある、と僕は思うのだが。今や唯一のまともな保守思想家と言っていい西尾氏の今後の言論活動を断固、支持する。権力の走狗に堕落したインチキ保守なんかに負けるな、西尾幹二(!!!)、というわけだ。
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 三島由紀夫氏第三十六回追悼会
 『憂国忌

 日本を代表する文豪、三島由紀夫氏が「楯の会」学生長の森田必勝と
ともに、憂国の諫死をとげてから早くも三十六年の歳月が流れました。
北東アジアの軍事・政治の緊張を眺めると、三島氏が予言したように我
が国の将来が暗澹たる事態は些かも減じていません。
憂国忌は「三島由紀夫氏の作品と訴えを通して日本の将来を考える機
会」とするものです。
 (代表発起人)井尻千男入江隆則桶谷秀昭、嘉悦康人、小室直
樹、佐伯彰一篠沢秀夫、竹本忠雄、中村彰彦細江英公、松本徹、村
松英子ほか発起人二百数十名。
     
 記
 とき  十一月二十五日(土曜日) 午後六時半(六時開場)
 ところ 池袋東口豊島公会堂」(別名「みらい座いけぶくろ」へ
は、JR、メトロ「池袋」駅東口、三越裏。豊島区役所隣り。電話は
3984―7601)
 会場への地図は下記
http://toshima-mirai.jp/center/a_koukai/

 会場分担金 おひとり千円(学生五百円)
 プログラム 村松英子三島由紀夫”演劇の河、行動の河”――『薔
薇と海賊』を軸に」。
この戯曲「薔薇と海賊」は舞台をみにきた三島氏が泣いていた。公演終
了から二日後に、あの事件はおきたという因縁経緯があります。

 ほか著名人による追悼挨拶など。参加者には小冊子を差し上げます。
 さらに詳しくは http://www.nippon-nn.net/mishima/annai/
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