文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小泉・竹中自作自演ブログの沈没(笑)


小泉政権の回顧が盛んだが、僕が小泉政権5年間を回顧・総括するとすれば、まず何よりも第一に指摘したいことは、情報操作、情報統制、情報弾圧、という問題だろう。小泉・飯島・竹中一派による情報陰謀工作活動こそは小泉政権の暗部を象徴する問題だろう。それに付言するとすれば、その一連の情報工作活動に警察権力や検察・司法権力を連動させたことだろう。


小泉退陣が、政治家やジャーナリストだけではなく一般市民までもが、いつ逮捕・監禁されるわか分からないような、暗く隠微な「秘密警察国家」になりかけていた日本の陰鬱なスパイ密告社会的な雰囲気をひとまず明るい方向に解放したことは間違いない。


秘密警察国家的な政治支配の手先として機能していたものにネットとブログがある。僕は、その手の権力の手先(イヌ)として、表面的には一般市民的なブロガーという仮面を被りつつ、小泉政権擁護と反小泉的言論活動を批判し密告すると言う情報工作活動で暗躍していたブログを、「小泉マンセー・プログ」と呼んだのだが、その「小泉マンセー・プログ」の一つが、「gori」と称する人物が主宰している「Irregular Expression・・・」というブログだったが、その「ゴリ・ブログ」が、小泉退陣に合わせて「閉鎖宣言」http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200609200225.htmlをしているらしい。


この小泉退陣にあわせての閉鎖宣言という事実が、まぎれもなくこのブログが、独立した一国民、一市民のブログではなく、政府系の人物かそれに関連する人物による、小泉一派の情報工作活動を担っていた秘密警察的なプロパガンダ・ブログだったことを証明している。


別に、今更、このブログに関心はないが、小泉・竹中退陣と共に沈没していくことには感慨深いものがある。権力や警察の「イヌ」に成り下がった人間の運命と言うものはいつもそういうものだろう。氏素性を公開することもなく、歴史の闇に沈没し、消滅していく。ある意味では尊敬に値すると言えるのかもしれない(笑)。


僕がこのブログを知ったのは、「空白の10分間」問題で、「西尾幹二攻撃」を「2ちゃんねる」などを使ってさかんに煽動していた頃のことだ。


別にどうでもいい話だが、僕は、ゴリという人物は「竹中平蔵」周辺に雇われた人物ではないかと推測している(笑)。竹中が、小泉政権内部で孤立し始めた頃から、やる気をなくしていたからである。小泉退陣に合わせてブログを閉鎖したというより、竹中平蔵退陣・辞職に合わせてのブログ閉鎖宣言じゃないの? あるいは、ホリエモン村上ファンド、竹中? という一連の警察の手が周辺に伸びてきたのかな(笑)。


竹中平蔵とともに去りぬ」……。それじゃあんまりミジメだから、最後の記事では、竹中平蔵のことには触れないのだろう。ちあうかなー(笑)。ちあうだろうなー。




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