文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

小泉・安倍こそ媚中派だ。小泉が対中円借款凍結解除を宣言。


村上ファンド逮捕と秋田鬼母逮捕という二つの大事件が、この時期に集中したということは何を意味するのか。これが政治的仕掛けであることは明らかである、と思っていたら、小泉が、突然、「対中円借款凍結解除」を宣言したというニューズが飛び込んできた。相変わらず分かりやすい男だな。


大事件の陰に小泉・安倍一派の政治的陰謀あり・・・と言うわけ。


中国政府が、対中強硬発言を繰り返し、靖国参拝を匂わせる安倍を、決して名指して批判しなかった理由がわかるだろう。親中派として知られる二階を経産大臣に抜擢したり、その二階に小泉親書を託して、中国政府との「裏取引」交渉をまかせたりした理由がわかるだろう。小泉・安倍一派こそ、媚中派への転向組であり、売国派だったのである。


八木秀次稲田朋美ら、小泉・安倍系の単純素朴なインチキ保守派は(「正論」七月号)、揃いも揃って、中国工作員による「日本保守派の分断工作」が進んでいる・・・、したがって次の総理総裁は、是が非でも、親中派ではなく、小泉・安倍のような中国に対して強攻策のとれる人を・・・などと頓珍漢な安倍マンセーを恥ずかしげもなく繰り返していたが、その小泉・安倍が、一番の親中派日中友好派だった、と言うのだからシャレにもならない。


総理総裁になるためには、国や国民をも、平気で売り飛ばす小泉・安部一派って…(笑)。これで、中国共産党のお墨付きがもらえたから、総理総裁間違いなしですね(?)。あべさん。日中友好売国路線の「中国共産党傀儡政権」で頑張ってください。

「中国への円借款740億円決定、中川農相は異議
 政府は6日午前、政府開発援助(ODA)の重要案件を協議する海外経済協力会議(議長・小泉首相)を開き、2005年度中の閣議決定を見送って“凍結”していた中国向け円借款の実施を決めた。

 新規供与額は、前年度比約120億円減の740億円程度。中川農相は「なぜ中国に援助を再開するのか分からない」と異論を唱えた。政府は与党の了解を得た上で、9日にも閣議決定する。

 中川農相は同日の記者会見で、「中国に対し、また援助するのか。正直言って分からない」と不満を表明した。
 (2006年6月6日12時46分 読売新聞)」