文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

おい、おい。民主党よ、それはないだろう。もっと突っ張って、玉砕してくれよ。

民主党、完全にギブアップ。議場内で次々と土下座パフォーマンスとはなー(笑)。ガキの使いじゃないんだから、誤爆の責任を感じるなら、まず一人か二人、切腹か飛び降り自殺でもしてくれよ。土下座するのはそれからでもいいだろう。(笑)いずれ、武部ー堀江ルートの解明は検察が明らかにするだろう。その時は、民主党はどうするのかな。検察も当てにならない、って(???)。そうかもな。もうどうでもいいよ(笑)。NHKの日の丸映像削除騒動の方が面白いわ。なんてのは冗談で、僕は、これからの「武部ー堀江ルート」の疑惑解明は、週刊誌がフリージャーナリストに期待する。今や、賎民扱いされているフリージャーナリストの出番だ。

サンスポから。

前原代表、永田議員が平謝り…小泉首相は余裕の“肩ポンッ”
自民党武部勤幹事長(左から2人目)に最敬礼で謝る民主党永田寿康氏=2日午後、衆院本会議場(撮影・小野淳一)
陳謝に訪れた前原誠司民主党代表の肩をたたく小泉純一郎首相=2日午後、衆院本会議場(撮影・小野淳一)
民主党永田寿康衆院議員(36)が2日、メール問題で「疑惑は根拠のない誤りだった」と改めて謝り、衆院本会議場では当の武部勤自民党幹事長(64)に最敬礼した。さらに前原誠司代表(43)、鳩山由紀夫幹事長(59)も相次いで陳謝。これで自民党は、一部に強硬意見があるものの民主党の「わび」を受け入れる方向となった。執拗な反撃で民主党は“武部−ホリエモン蜜月”追及の気力を完全にそがれた形だ。

開会直前の衆院本会議場。着席した武部氏の背後から恐る恐る声をかけ、頭を下げた永田氏が、さらに左斜め前に回って再び同じように最敬礼。「二男の方へも直接おわびしたく、その仲介をお願いしたいのですが」。照れ笑いを見せながら、会釈を返す武部氏は永田氏に二言三言。渦中の2人の和解劇?

先月28日の陳謝会見の席上、計11度も深々と頭を下げながらメールを完全な偽物と明言しなかった永田氏。これに武部氏らから怒りの声が上がったため、武部氏に直接謝る前に、自民党から突き付けられた公開質問状に文書で回答。全面降伏したのだ。

「(先の)会見は退院直後であり、極度の緊張のもとで私の意を十分にお伝えできなかった。『メール』は本物ではないと得心している」

ライブドア前社長の堀江貴文被告(33)が、自民党武部幹事長の二男に3000万円を送金するよう指示した−という文面のメール。民主党は28日にこのメールを偽物と断定していた。

永田氏は2日の回答で「『疑惑』は私が十分な調査を怠り、先入観と思い込みに基づいたもので、根拠のない誤り。論拠も消滅した」と、陳謝を重ねた。また鳩山幹事長も永田氏同様に「疑惑の論拠が消滅した」と回答、改めて陳謝した。

さらに、この日の衆院本会議場では、前原代表と鳩山幹事長小泉純一郎総裁(首相)、武部勤幹事長に直接頭を下げた。こうした民主党側の平身低頭姿勢を受けて武部氏は、国会の場で公式謝罪を求めた再質問状に触れ「しっかり答えてくれれば、これで打ち止めにしよう」と伝えた。

とはいえ、民主側から懲罰動議の対象にされようとした自民党逢沢一郎幹事長代理(51)は、回答に満足せず「あの表現では納得しがたい」とプリプリ。「偽物だったとなぜ回答できないのか疑問で、残念。(送金疑惑も)なぜ事実無根だったと率直に回答できないのか大変疑問だ」と、改めて怒りをにじませた。

武部氏といえば昨年9月の衆院選で、ホリエモンを強力支援。「わが弟、息子です!」と応援演説し、落選後も党運営をめぐるアイデア提供を要請。ライブ社内誌で対談し、自ら描いたホリエモンの似顔絵が表紙を飾ったほど。

先月11日の新潟市での講演では「10年、20年かかるかわからないが、根っこから反省して出直してほしい」と“親心”もみせた。

ライブ事件発覚後、2人の蜜月関係を追及しようとした民主党だが、メール問題でその出鼻を完全にくじかれてしまったようだ。執拗にさえ見えた自民党の反撃は、こんな狙いもあったという見方が強い。


★懲罰委付託を全会一致で議決…自民提出の永田議員への懲罰動議
衆院は2日の本会議で、自民党が出していた永田議員への懲罰動議について、懲罰委員会付託を全会一致で議決した。懲罰委の岩國哲人委員長は「来週、委員会を開きたい」としており、7日に理事懇談会を開いて審査の進め方などを協議する。

懲罰委は永田議員の言動を審査し(1)公開議場における戒告(2)公開議場における陳謝(3)一定期間の登院停止(4)議員の身分をはく奪する「除名」−の4段階の処分のいずれかを決める。

本会議では、自民党宮路和明議員が「偽のメールを振りかざした永田氏の発言を容認することは許されない」と懲罰動議に関する趣旨を説明。永田氏の弁明は、本人の申し出がなく行われなかった。

民主党は2日、この問題に関連して同党が提出した自民党の逢沢幹事長代理への懲罰動議を取り下げた。

★後任に渡部恒三氏…国対委員長選び、難航の末
民主党は2日、メール問題で引責辞任した野田佳彦国対委員長(48)の後任に、党最高顧問の渡部恒三衆院副議長(73)の任用を決めた。

前原代表は渡部氏起用で執行部体制の立て直しを図り、党の信頼回復の糸口を見いだしたい考えだ。だが先月28日に辞任した野田氏の後任選びは、菅直人元代表(59)ら数人のベテラン議員に固辞されるなど混迷し、民主党内の結束の弱さを印象付けた。

渡部氏は福島県議を経て昭和44年に衆院初当選し、13期目。自民党で厚相、自治相、通産相を歴任。小沢一郎前副代表(63)らと自民党を離党後は新進党副党首などを務めた。自民党国対委員長時代の同副委員長に小泉首相もいた。