文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

西村真悟批判と小泉純一郎批判の「意味するもの」は…。

(読者からのコメントより。↓↓↓)

【 名 前 】:宮澤
【 住 所 】:豊島区巣鴨
 小生、三島由紀夫研究会の一応会員となっておりまして、三浦さんの割腹自殺の報は悲しいばかりです。年に2.3回研究会の講演を聴きに行くだけでしたので、三浦さんの名前もしらなかったのですが、宮崎さんのメールを読んだ時、直感であのスキンヘッドの人ではないかと感じました。ところで、メールをしましたのは、西村代議士を論じているなかで『「複雑な感情(コンプレックス)」が、そういう態度をとらせるのだろうか。』の所に同感したからです。よく、うちのかみさんがいうのですが、「男の同性批判の100%は成功した男への嫉妬である」。異様な保守陣営の小泉批判も男の嫉妬の範疇ではないのか?と小生もこのごろ考えるのですが。どうでしょう。小生は小泉首相は博才のある男であると評価しています。久々に博才のある男がトップにたったんだなーと見ています。歴史上、名を残す男は博才があったに違いないというのが当方の持論です。運がいい男だから連合艦隊の艦長に抜擢したみたいなものですが。西尾のじっちゃん(我が家ではこう呼ばせていただいております)の小泉首相批判だけはチトついていけません。じっちゃんには長生きしてもらいたいし、小泉首相のキャラも大事にしてきくべきではないでしょか?
初めてメールしました。  お仕事がんばってください。              
              〜M

■メールありがとうございます。貴重なご意見ありがとうございます。三浦氏の件は本当に驚きましたが、今朝の産経新聞に、「公安が右翼思想家・三浦重周の死を確認した…。自殺か…。」と出ていましたが、「自決」とは書いていませんね。三浦氏が、深夜自決したと思われる現場(港)は、写真で見ることが出来ます。ところで、西村批判と小泉批判の解釈には一理あります。僕も小泉批判を続けてきましたが、それが嫉妬や羨望からの批判になつていないかどうか、何回も自己確認しつつ批判してきたつもりです。警戒しなければならないのは、やはり「弱者の嫉妬と羨望」を土台にした「ルサンチマン的批判」です。しかし、「負け犬をたたく心理」(西村真悟批判)と、「勝ち馬を批判する心理」(小泉批判)は微妙に違っていると思いますが…。いずれにしろ、結果から原因を類推する、いわゆるニーチェの言う「結果と原因を混同する思考」が僕は嫌いなのです。たとえば、「小泉大勝利」という結果に基づく小泉絶賛論のような…(笑)。 (from_ 山崎行太郎 )