文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

これは小泉の意図的な西村潰しだ?

(読者からのコメントより。↓↓↓)

【 名 前 】:ミウ
【 住 所 】:埼玉県

堺事務所へ強制捜査が入ったときも、S氏から、「小泉の意図的な西村潰しだ。これは権力闘争だよ。」とのメールがきました。地検からの事情聴取の際、先生は「包み隠さず話すように。」と言ったそうです。なので、全て隠さず話していたと思われるのですが、ある新聞は、S氏が逮捕されて数日後、「佐々木容疑者全面自供」などとデカデカと書き、私は思わず笑ってしまいました。最初から地検には話しているよ!!新聞とは、記者の単なる思い込みで書かれてしまうものなのだと、この時分かりました。週明けにも西村先生は再逮捕されるようですが、またこれで勾留期間が延びますから、年内には出てこられないでしょう。検察の嫌がらせもひどいものです。S氏については、このまま何もなければ今月18日頃には起訴となり保釈が認められれば出てこられるでしょうから、S氏の口から真実を語ってもらうのが一番なのかもしれません。「脇が甘かった」と私も思いそうになりました。そうですよね、政治活動への不当な弾圧ですよね。

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■いつも貴重なコメント、ありがとうございます。僕は、そもそも選挙と言う制度の下に国民の一定の支持を得て国政に参加している政治家を無闇に逮捕することには反対です。田中角栄が逮捕された時に、江藤淳は、「一度、一国の宰相となったような政治家を軽々しく逮捕するとは何事か…」と怒ったことがあります。小泉政権にナって以来、現役政治家の逮捕が相次いでいますが、これが何を意味しているかは明らかでしょう。警察や検察が、「政争の道具」に成り下がっているのです。検察の横暴と検察の暴走を安易に許すならば、「政敵が次々と消えていった…」スターリン時代の「ソ連」と変わりません。「物言えば刑務所行き…」と言うような「公安警察社会」は異常な社会です。今、霞ヶ関界隈には、奇妙な沈黙と深い絶望感が漂っていると言われていますが、これを「民主主義の自殺」「日本の自殺」と言わずして、何というべきでしょうか。日本や日本人には、「怨恨の政治」(ルサンチマンの政治)は馴染みません。そこが、朝鮮半島や中国大陸の政治や文化とちがうところです。それとも、「無能なリーダーは権力を維持するために『秘密警察』を使う…」というのは、古今東西、変わらぬ真理ですかね。それにしても新聞やテレビは、すっかり骨抜きになっていますね。北朝鮮や中国を笑っている場合ではないかな・・・。( from_ 山崎行太郎 )