文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「大きな力が動いている。」

http://www.interq.or.jp/power/masumoto/ms.html
増元照明氏(拉致被害者家族会・事務局長)からのメッセージ。すでにお読みの方も多いと思うが、「拉致被害者家族会・事務局長・増元氏からのメッセージ」が、西村真悟代議士不当逮捕問題の核心を突いていると思われるので、「淡々と…」(笑)、遅ればせながら引用しておく。ちなみに、増元氏のお姉さん「増元るみ子」さんが拉致された現場「鹿児島県吹上浜」は、僕が少年時代、家族や友人達と毎年、海水浴や貝堀りを楽しんだ、あの「思い出の吹上浜」である。今夏も、わが愛犬「オーガイ」を連れて散歩した砂浜だ。大きな声では言えないが(笑)、実は、拉致事件の当日、拉致現場を目撃した友人がいて、彼からの話で、拉致現場の様子もかなり詳しく僕は知っているのだ。ところで、この「増元メッセージ」を小泉マンセー」ブロガー・「ゴリ」氏らが批判的に引用し、増元批判を展開しているが、このメッセージも、いわゆる、一つの「陰謀論」なんでしょうねえー、ゴリさん的には…(笑)。■是非、お立ち寄りください。「小泉マンセー・ゴリ・ブログ」(笑)→http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200511291642.html

増元照明氏(拉致被害者家族会・事務局長)からのメッセージ(↓↓↓)

2005.11.28
「西村代議士の逮捕」
http://www.interq.or.jp/power/masumoto/ms.html
 大きな政治の力を感じてしまう、今回の逮捕劇である。西村代議士は早くから「日本人拉致問題」に取り組み、平成9年「国会の予算委員会」においても「横田めぐみさん」という実名を出し、拉致の解決を迫った人であり、それにより「拉致問題」の進展が見られるようになった立役者の一人である。更に昨今は、「拉致議連」の幹事長として議連を纏め上げ、ついに昨年「議連決議」として、平沼会長・江藤晟一元副会長・古屋圭司事務局長等と「金正日政権のレジームチェンジをも視野に入れた『経済制裁の発動』さえ盛り込んだ。
その北朝鮮に対し、毅然と対峙することを唱えている方々があるいは「郵政解散」で、そして或いは、警察権力でその政治力を弱められてしまった。この方向が何を示すのか?大きな不安を感じている。今年春ごろから、官邸と親しい勢力により、議連の幹部つぶしのうわさは現存していた。我々は、確かにそうなった場合の永田町における「拉致問題の解決」が、小泉総理の望む「国交樹立」への道を早める方向にむかうと思われて、危惧を表明していた。11月末になり、愈々それが現実になってしまったことを考えると「我々の家族」の危機を感じてしまう。
 しかし、小泉総理が「国交樹立をなしえた総理」になりたいと思っても、米国が「安易な金正日への援助」を認めるとは思えないし、それ以上に日本国民が許すとは思えない。今、各局のコメンテーターの中には「国交交渉」の中で拉致が話し合われ、解決に向かうと言う人もいるし、「国交正常化すれば解決する」と言う人も現れている。今までの交渉の経緯を見てみて尚、そのようなことをいう方の意図が見え隠れする。
 日本の国民の皆さん、拉致問題をうやむやにするような動きや言動には怒りの声を上げてください。首相官邸へのメールやはがき運動に参加してください。