文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

西村真悟氏が明日逮捕(?)されるって…?

ウーン。なんとも言いようがないな。日本という国の警察権力も堕ちたものだな。これは無能な政治家が権力をにぎってしまった結果の病理である。暴力団もここまで下劣ではないだろう。隠微な方法で政敵を倒すことしか能のない政治家と権力機構…。ニーチェの言う「弱者のルサンチマン」という奴だな。現役代議士や現役官僚が逮捕されるのは、これで何人目だろう。警察権力を使って政敵を打倒して行く…。それにしてもここまで来たら政治家のプライドも堕ちるところまで堕ちるしかないな。西村さん、何はともあれ、頑張ってくれ。政局次第で、いつでも復活・復権可能であることを忘れるなかれ…だ。多くのフアンと支援者が、西村氏の復活と復権を待っているはずだ。僕が、「憂国忌」の懇親会で知り合った奥山篤信氏が主催する「平河サロン」に最初に呼ばれて、「小林秀雄マルクス現代思想に欠けるもの…」というテーマで話をした時、多忙の中をギリギリで駆けつけてくれたのが西村代議士だった。いつもは法律用語を駆使して難解な話をしている西村氏が、少しアルコールの入った赤い顔で、「ウーン、哲学は難しいわ…」と言って苦笑いしていた光景が思い浮かぶ。西村氏の隣には井尻千男氏も座っていた。僕は西村氏の政策秘書も、それより以前からよく知っている。それにしても、「逮捕が、なぜ、今なのか…」という疑いは消えない。これで「拉致問題抜きの日朝国交回復」路線がいよいよ暴走を始めるというわけか…。

◎西村議員を週明け逮捕=名義貸しの弁護士法違反容疑−政策秘書も、大阪地検・府警
 民主党西村真悟衆院議員(57)の法律事務所関係者による弁護士法違反事件で、逮捕された鈴木浩治容疑者(52)に弁護士としての名義を貸していた疑いが強まったとして、大阪地検特捜部と大阪府警は26日までに、弁護士法違反(非弁護士との提携)の疑いで、週明けに同議員を逮捕する方針を固めた。
 西村議員に鈴木容疑者を紹介した政策秘書も同法違反容疑で逮捕する方針。西村議員は府警が、政策秘書は地検特捜部がそれぞれ逮捕するもようだ。
 調べによると、西村議員は、鈴木容疑者が弁護士の資格を持たずに交通事故の示談交渉を行うのを知りながら、弁護士としての名義を貸していた疑い。見返りとして報酬の半額を受け取っていたとされる。 
2005年11月26日09時26分 時事通信社





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