文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

NHK記者逮捕の「タイミング(???)」

若いNHK記者が、連続放火容疑で滋賀県警に逮捕され、昨日から今日にかけて、NHK会長が直接番組の中で、謝罪させられる事件にまで発展しているようだが、このニュース記事をよく読んでみると、当の放火事件そのものは、半年近く前の「5月ごろ」に発生した事件のようだ。それが、なぜ、昨日、逮捕(発覚)しなければならなかったのか、不思議に思うのは、私だけ…(???)。滋賀県警は半年もかかって内偵捜査でもしていたのだろうか。新しい証拠物件でも、突然、見つかったのだろうか。まさか(?)、ねえー。僕は、NHKを擁護する気はまったくない。ほとんどNHKの番組は見ないし、特に3チャンネルの思想・教養番組はムカムカするだけだから見るのも聞くのも嫌だ、と思っている。むろん、安倍氏や中川氏が「政治的圧力」をかけて番組内容を改変させたとか言う、あの「女性戦争法廷」の報道番組にも批判的である。しかし、である。それにもかかわらず、昨日のNHK記者逮捕事件には釈然としないものを感じる。僕は、すぐに、前原・新民主党党首誕生の日かその翌日、落選したばかりの前民主党代議士が覚せい剤で逮捕された事件を思い出した。その時にも疑問に感じたのだが、事件そのものと逮捕のタイミングがあまりにもかけ離れているという時間的ズレという問題だ。民主党代議士の覚せい剤疑惑も、はるか以前からわかっていたと言われている。逮捕が、前原・新民主党党首誕生の日かその翌日にセッティングされたことに、僕は疑惑と陰謀の臭いを感じるのだ。そして今回である。今回のNHK記者逮捕劇の裏には、どういう政治的ドラマが隠されているのだろうか。思い起こして見ると、昨日は、中国で行われていた日朝会談が物別れに終わり、拉致問題の解決が当分は不可能ということが濃厚になった日である。一説によると、この日朝交渉決別を受けて、小泉執行部は、「拉致問題未解決のままでの日朝国交正常化」へ暴走する決断(?)をしたのではないか…。そう言えば、北朝鮮に亡命していた日本人女性が、突然、ロシア経由で帰国したのも、この前後であった。僕は、すでに書いたように、小泉の靖国参拝に対する中韓朝の「反応」もヘンだったと思っている。何かが隠蔽されている。密約の可能性が高い。今回のNHK記者逮捕劇の裏でも、何かが隠蔽され、何かが動いている。何か。それは、小泉による「拉致問題未解決のままでの日朝国交正常化」への暴走…、つまり拉致被害者の切捨てが始まった日…(???)。それとも、小泉が、「女帝容認論」で「皇室解体」を決断した日…(???)。

NHK記者逮捕 橋本会長「視聴者の皆様におわび」と陳謝

 NHK大津放送局の記者が非現住建造物等放火未遂容疑で逮捕されたことを受け、橋本元一会長が6日午前11時からの番組「永井多恵子のあなたとNHK」で「報道に携わるものが重大な犯罪を引き起こし逮捕されたことは決して許されないことです。被害に遭われた方々や関係者、視聴者の皆様に心からおわびします」と陳謝した。
 また、橋本会長は記者らの処分について、捜査の進展を見ながら、厳正に対処するとの考えを明らかにした。(デジタル・メディア局)
毎日新聞) - 11月6日17時14分更新






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