文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「カラスの行水」のような靖国参拝…ブログ再開宣言。

ここ数日、ネット接続の調子が悪くブログの書きこみが出来なかった。その間に、郵政民営化法案が可決、楽天によるTBS株買占め、小泉総理の靖国参拝・・・など、重大問題が次々と発生している。ところで、郵政民営化法案に関しては、野田聖子郵政民営化賛成に回ったのに対して平沼赳夫だけは反対を押しとおしたようだ。それを見て野田聖子批判がマスコミの一部で盛りあがっているが、僕は、平沼赳夫の「反対強行」を支持すると同時に野田聖子の「転向」をも支持する。小泉支持者たちは、野田や平沼が「玉砕」することを期待しているようだが、そういう作戦に乗せられてはならない。場合によっては、賛成に回って、小泉執行部による「処分」に揺さぶりをかけるのも戦略の一つだろう。さて、楽天の動きだが、その背後に、小泉・竹中一派がいることを忘れてはならない。オリックスの宮内やトヨタの奥田らが、楽天を応援するかのようにTBS批判をしているが、これもまた噴飯ものだ。手の内が見える、というより意識的に手の内を見せているのだ。小泉改革を支持して、その走狗役を演じてきたテレビや新聞が、小泉一派と連動したIT六本木ヒルズ族に次々と買い占められようとしているのは、まことに皮肉というしかない。それにしても小泉の、サッと来てサッと立ち去る「カラスの行水」のような靖国参拝には笑ったね。「心ならずも…」(笑)、靖国参拝してきました、というわけだろう。日本国民の精神的な聖地である靖国神社を、拉致問題と同様に、個人的な虚栄心と人気取りのために政治的に利用するのはいい加減かにしてもらいたいね。







↑↑↑
「人気ブログ・ランキング」にご協力を。