文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

西尾幹二の「小泉批判」を断固、支持する。

洗脳されているのか、報復を恐れているのか知らないが、保守派は小泉批判が出来なくなっている。あれほど激しく靖国公式参拝を力説していた保守派の面々は、どこへ消えたのだろう。拉致問題ウォッチャーは(?)。早速、機を見るに敏な石原慎太郎が、靖国参拝問題の結末を見て、東條英機批判を(産経新聞9/5コラム「日本よ」)書いている。石原が、これまで靖国問題についてどういう言論活動をおこなってきたか、詳細は知らないが、明らかに方向転換と言っていいだろう。これについての詳細は別の機会に譲るとして、西尾幹二が、論壇雑誌で、この時点で、過激な小泉批判を展開しているのには注目せざるをえない。北朝鮮再訪朝問題でも、西尾はかなり厳しい小泉批判を展開したが、その時は、小泉一派の作棒と思われるブログ騒動と「2ちゃんねる」騒動に巻き込まれて、逆に謝罪し和解させられる結果に終わった。それが、小泉内閣の親衛隊の仕業であることは明白だったが、その実体は掴めなかった。しかし、今回の自爆テロ解散、刺客選挙騒動で、あの時、暗躍した「ゴリ」グループの存在は、これ以上は書かないが…(嘲笑)、ほぼ明確になったと言っていい。さて、西尾は小泉批判を、二つの雑誌で展開している。未読だが、内容はほぼ察しがつく。僕は、断固、西尾幹二小泉批判を支持する。小泉に擦り寄り、靖国問題拉致問題も、小泉とともにあっさりと忘れてしまう小泉系保守派こそ、哀れである。先日、土曜日、近くの南浦和駅前で安倍幹事長代理の演説を聞いたが、まったく低調で、気の毒になるぐらい沈んでいた。拍手もマバラで、終わるとサッサと駅へ引き返す人がほとんどだった。たぶん、隣町から動員されたオバサンたちだったのだろう。新聞発表によると、小泉自民の圧勝だそうだが、ちょっと信じられない予測だ。明らかに自民党支持者は、今回の選挙にシラケている。それでも圧勝するとすれば、どこかがおかしい。しかし、小泉が政権を維持できたとしても、その政権は長くはないだろう。一年もしないうちに小泉退陣は確実にやってくる。小泉が退陣しさえすれば、自民党は、小泉一派が粛清、追放され、昔の健全な自民党にすぐ回帰するだろう。今回の選挙で落選した人たちも、次回の選挙でむ復活してくるだろう。心配することはない。むしろ面白い興味深い問題は、小泉後の「小泉親衛隊・突撃隊」の動向(安否)だろう。今、吾が世の春を謳歌している世耕某や山本ピン太、竹中某などの小泉突撃隊(茶坊主)の運命やいかに・・・。








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