文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

自民党小泉一派の鉄砲ダマ「世耕某」のブログの「セコイ」書き込みを読む。

産経新聞によると、世耕ナニガシは、昨日は広島にいた。何のためか。亀井静香への刺客となった「ドラエモン」さんの選挙応援のためだ。小泉執行部から、竹中某に続いて世耕某が応援に駆けつけたというわけだ。ちなみに、次は小泉本人が駆け付けるとか。いずれにしろ、世耕某が、以下のブログに書いてあることと世耕某の選挙活動は一致している。このブログを読むと、自民党小泉一派の参謀本部の実行部隊である世耕某は、毎日、自民党執行部を拠点に、竹中、飯島、山本ピン太…という小泉執行部の面々と頻繁に打ち合わせをしていることがわかる。しかし、こんな政治家というよりもチンピラと言ってもいいような連中が日本という国家の命運を握っているのかと思うとゾッとする。自民党にもまだましな政治家がたくさんいるだろうに…。いや、まともな政治家なら、いずれ近い内に粛清されるだろう小泉親衛隊、いや小泉突撃隊の一兵卒として使い捨てにされるのが見え見えだから、イヤなのであろう。ともあれ、自民党小泉執行部の人材枯渇の哀れな内情とその動きがよくわかって、面白い。むろん、この世耕某のブログは公職選挙法に違犯していないのだ。こう見てくると、なるほど、公職選挙法なんて、「あってなきがごとし」だな。僕も安心したよ…(笑)。と思っていたら、なんと、田中康夫の「新党日本」の東京本部事務所に対して、総務省だか警察だかしらないが、さる偉いところからの指示で、「旗を立てるな…」「ポスターを貼るな…」と不当な難癖をつけて、事務所開きに嫌がらせをした連中がいるらしい。

9月3日(土)


 朝、コミュニケーション戦略チームの会議。
 羽田経由で広島県へ移動。今日は某紙の記者が密着同行取材。
 夜10時過ぎに羽田へバック。党本部へ急ぐも、首都高の事故渋滞で時間がかかり、記者会見にはタッチの差で間に合わず。会見を終えた竹中大臣と懇談。

 ここで一言。
 選挙の公示後に、候補者個人あるいは、比例区で党名を書いてもらう立場である政党の公式ホームページ(あるいはメルマガ)でその候補者や政党の選挙運動を告知する行為と、候補者ではない者(私も含む)が選挙運動や特定候補への投票の呼びかけにならないよう留意しながら個人的に作成しているブログとでは全く意味が異なる。
 前者は総務省も見解を示しているように、残念ながら公職選挙法上認められていない。(私は個人的には公選法を改正し、きちんと利用できるようにすべきだと考えているが、現在のところ認められていないのが現実である。)
 後者については特定の候補者名を表記せず、選挙運動になっていなければ問題はない。
 一部にこれらを同一視する見解があるが、そのような見解を認めてしまっては、今ネット上で展開されているこの選挙に関する自由な意見表明を制限することになる。私は候補者でない人物が、選挙運動や特定候補への投票の呼びかけにならないよう留意しながら作成するブログ等については、最大限自由が尊重されるべきだと考える。
 私がこのブログを中断してしまったら、他のブロガー皆さんの自由な意見表明を萎縮させてしまうことにもなりかねない。ブロガーの一人として、公選法を遵守しながらしっかり継続していきたい。(内容については弁護士には照会し、そのアドバイスも反映している。)


産経新聞(9/4)には、世耕の選挙応援についてこう書かれている。

一方、堀江貴文(三ニ)陣営には自民党参議院議員世耕弘成(四二)が斯け付けた。竹中平蔵(五四)に続く応援。「来週は小泉が来る」とのうわさも広がる。三つどもえの争いは激しさを増している。