文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

この「冷泉文恵」って何者? クライン孝子さんのメルマガから…。

さてそこで、冷泉文恵さんよりメールです。
昨日の彼女のメールでは絶賛メールが沢山、届きました。
ありがとう!

しかしそれにしても
これを読んで、日本の国会議員の資質を疑ってしまいました。

(敬称略)
>真相というものは時間と共に明らかになる。
亀井静香が、泣き真似をしようが、平沼赳夫小林興起が党執行部
に責任をなすりつけようとも、真実だけが見えてくる。
そもそも、賛成票を投じてくれた永岡に対して、党執行部が文句を
言う筋合いは、これっぽっちもないのである。
あったのは造反組の異常とも言える永岡洋治に対するバッシングである。

野田聖子の議場内における「XXXX野郎」発言に端を発した白票投票者
へのバッシングは、亀井派総会の七月二十一日にピークを迎えた。

この総会は、亀井会長より氷り代が配られる、賞与配給日をも兼ねていた。
派内の賛成票を投じた議員の大部分は、「貰う謂われはない」
と出席を拒んだのだが、律儀な性格の永岡は出席したのである。

直前発売の週刊ポストには、小林興起の、反対から賛成に態度を変えた
議員たちへの、凄まじい非難発言が掲載されていた。
永岡にすれば針のむしろに座るような思いでの出席だったに違いない。

それでも、亀井会長から氷り代を受け取ることになったのだが、
小林興起が独特の口調で言い放つ。
『よく平気で受け取れるな』

この言葉を合図に、氷り代配給所は、人民裁判所の様相に一変した。
『裏切り者は腹を切れ』・・・『死ん詫びろ』の怒声が飛び交ったの
である。
そういった狂乱雑言を止めもせず、頷きを繰り返す亀井会長。
派閥議員から罵倒され、会長から見捨てられた永岡の心中はいかばかりか
と察することが出来る。

それでなくても心に病を持っていた永岡である。
地元特別郵便局長会からの陰湿な抗議に加えて、派内からの糾弾は
骨身に応えたに違いない。

が、天に唾してもなお平気の平左なのが小林興起を尖兵とする
造反グループ。
永岡の死を契機に弔い合戦だと意気込む始末である。
しおらしく葬式の受付をやっていたのが真犯人という三文ドラマに
似た構図と言えよう。

永岡世代は、多かれ少なかれ、黄昏症候群という、心の病を持っている。
乗り越える方法はただ一つ、他人の目など、どうでも良いの
不貞不貞しさだ。
その不貞不貞しさを発揮するには、永岡の心根は余りに優しすぎたに
違いない。
小林興起の十分の一ほどの図々しさがあったならと悔やまれてならない
のである<








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