文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

■小学一年生。思い出の桜の木の下で……。

■四月になった。さあ、行こう。何処へ。

一週間近く田舎に帰っていた。一昨日の夕方、羽田に着いた。昨日は平河総研メルマガ原稿をあわてて書き、送信。読者数が400を越えたらしい。ところで、帰郷した25日は鹿児島中央駅で野間健さんと待ち合わせ。秘書の上原太陽クンの運転する車で、市内の兄の家にちょっと立ち寄っただけでそのまま伊作街道から金峰町経由てで僕の実家へ。夜は鳥の刺身で痛飲。鹿児島3区から民主党公認として立候補することになった野間健クンの蛮勇に感服。酔いに任せて全面協力を約束する。早速、地元に残って鳥肉店を経営する幼友達のHクン夫妻を紹介する。なかなか好感触。いいスタートになった。二七日、日曜日は義姉の四九日に出席。

■思い出の桜の木の下で……。

26日は、昼から母校の小学校の桜の古木を見に行った。僕は、小学校入学の日、桜の花が満開だったこと、その桜の木の下ではじめて同級生と出会い、一列に整列させられ、それから先生の後から教室へ歩いて行ったこと等、かすかに覚えているが、その桜の木が昨年、枯れかけているのに気づいていたので、その後どうなったのか見ておきたかったのだ。学校には春休みで子供たちは一人もおらず、先生か校長らしい男の人が二人いるだけだった。一人が警戒するようにテラスから出てきたので簡単に挨拶。桜はどうなったのかと訊ねると、「駄目でした。残念ですが、近く切り倒すことになってます」と言う。それではと思い、小学校入学の日を思い出しつつ記念撮影。ついでに思い出のいっぱいつまった大楠の木の下でも。ついでに校内を散策するうちに、小学校卒業の時、僕が記念に植えたキンモクセイらしいものを発見したのだった。最近、校庭の隅々までかなり念入りに何回か探したがなかなか見つからず、すでに処分されたか、枯れたものとあきらめていたものだ。僕の家にあるキンモクセイとほぼ同じような大きさに成長している。品種も同じだ。間違いないと思いつつ、写真を撮る。