文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2008-06-01から1日間の記事一覧

工藤精一郎訳『罪と罰』(新潮文庫)の二つの問題場面

亀山郁夫訳のドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』(光文社文庫)が、古典新訳としては異例とも言うべき売れ行きを示しているようで、それに先導されるように、にわかにドストエフスキー・ブームが起きているらしいが、その余波ではないかと思われるが、亀…