文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

安倍自民党=三日天下論。「売り家と唐様(からよう)で書く三代目」

👈応援クリックよろしくお願いします!


安倍首相と安倍自民党は、参院選大勝利を受けて、我が世の春を謳歌しているようだが、満ちれば欠けるのは、月だけではない。政治や政党も満ちれば欠けるのは、避けがたいのである。要するに、ヘーゲル弁証法とは、勝利や成功は永遠ではない、勝利のあとには敗北や失敗が必ずやって来るという歴史哲学なのだ。どんな磐石な政治体制も、その体制の内部に崩壊の兆候が芽生え、やがて内部から解体、自滅していく。安倍自民党の浮かれ振りを見ていると、その崩壊、自滅の姿が、目前に浮かんでくるのは私だけか?むろん、私だけではあるまい。安倍首相は、参院選の大勝利を受けて、早速、元気ハツラツと「憲法改正論」を言い出したらしい。本気か。昨日まで、「憲法改正論」から逃げまくっていたのに、改憲勢力が3分の2を上回ったとかで、一夜明けると、「憲法改正論」だ。「憲法改正論」をオモチャにするんじゃないよ、と言いたくなるが、むろん、安倍首相に「憲法改正」などが出来るわけがない。「国民投票」が出来るわけがないだろう。あるいは、「アベノミクスを加速させる」と言うが、「加速させ」たいなら、どんどん加速させるがよい。安倍自民党の自滅=崩壊が、早まるだけだろう。「売り家と唐様(からよう)で書く三代目」である。


(続く)


参議院選挙結果について=志位委員長が記者会見
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-07-11/2016071101_02_1.html



 第一の目標である野党と市民の共闘という点については、全国32の1人区のうち11の選挙区で勝利を収めています。11の選挙区の勝利というのは、これは最初のチャレンジとしては大きな成功といっていいのではないかと考えています。

今度の選挙は、野党と市民が安保法制の廃止、立憲主義の回復という太い一致点で協力いたしました。さらに、暮らしや民主主義の問題でも共通政策を掲げてたたかいました。最初のチャレンジで11の勝利を勝ち取ったということは、大きな成功と言っていいのではないかと考えています。

ここには、たくさんの教訓もあれば収穫もあると思いますので、それらをよく整理し、また、ともにたたかった野党の皆さん、あるいは市民の皆さんとも話し合って、私たちとしては、さらにこれを第二の段階、第三の段階に発展させていきたいというふうに考えています。

一、第二の目標、共産党自身の躍進という点についてですが、これまでのところ、改選議席は3ですが、それに二つ上積みして5議席ということになっています。

 比例代表で、今、票が開いているところですので、さらに上積みを期待して見ていきたいと思っています。

 東京では、31歳の弁護士、若い、たいへん頼もしい山添拓さんの初の勝利をかちとりました。改選比で議席を増やしたことは重要な前進だと考えています。

 一、私たちとしては、今度の選挙で掲げた公約―大きく言いますと、一つは、安保法制の廃止と憲法9条を守り抜くという平和の問題。二つ目に、格差拡大のアベノミクスをストップして、経済に民主主義を確立するための「三つのチェンジ」を提案しましたが、税金の集め方、税金の使い方、働き方のチェンジを実現するという暮らしの問題。さらに環太平洋連携協定(TPP)、原発、沖縄問題などで、国民の声に耳を傾けない強権政治許さない、日本の政治に民主主義を取り戻すという課題。そういう掲げた政策を実行するために、日本共産党として努力していきたいと思います。そして、野党が共通の政策として掲げた問題については、野党共闘として努力していきたいということを申し上げます。

👈応援クリックよろしくお願いします!



👈応援クリックよろしくお願いします! (続きは、「イデオロギーから存在論へ」「文学や哲学を知らずして政治や経済、軍事をかたるなかれ」がモットーの『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!メルマガ『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html
右下のブックマーク(+B)、TwitterFacebook(シェア)もよろしくお願いします。