文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

野党共闘と小沢一郎の役割。早くも自民党に暗雲。北海道5区補選でも自民敗北の可能性が濃厚になっているらしい。「宮崎謙介ゲス不倫騒動」から始まった自民党への逆風、「乙武不倫騒動」や「保育所問題」など、どどまる気配がない。京都3区補選に加えて北海道5区補選でも、敗北の可能性が濃厚になってきたらしい。しかも立候補を打診していたタレントたちからも、スキャンダルまみれの今井某や乙武某以外、断られ続けている模様だ。テレビや新聞など、体制迎合、権力隷従のマスコミ各社は、必至で、「民進党バッシング」、「民進党内紛報道」を続

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小沢一郎志位和夫の対談(岩波書店「世界」)◼
野党共闘が安倍政治を倒す。」



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(日刊ゲンダイ)
北海道5区補選でも安倍を追い詰める(中央が“統一候補”の池田真紀氏)/(C)日刊ゲンダイ



 参院選自民党からの出馬が固まっていた乙武洋匡氏の不倫騒動、大西英男衆院議員の「巫女さんのくせに」発言――。今週も安倍自民党がらみの「女性を敵に回す言動」が相次いだ。自民党内からはこんな嘆き節が聞こえてくる。


「いやな流れだ。政局においてこういうことが、ままあるんだ。誰かが仕組んだわけでもなく、一つ一つは別々の無関係な出来事なのに、結果的につながってくる。次から次へと『女性の怒り』を招いている現状が、まさにそうだ」(ベテラン議員)


 確かにその通りだ。安倍政権が“オンナの怒り”を招いた最初のきっかけは、昨年の安保法制。学者やシールズら学生に続く形で、「誰の子供も戦争に行かせない」と「ママの会」ができた。


 次いで年明けの宮崎謙介元衆院議員の「ゲス不倫」。


「ただのイケメン議員の不倫というだけでなく、『イクメン宣言』をしていた議員だったことで女性がより強く反応した。表向きは子育てや働く女性に理解のある顔をして、裏では不倫。『女をバカにするな』というわけです」(自民党関係者)


 追い打ちをかけるように、今年2月、厚労省が「要介護1、2」をサービス認定から外す検討を始めた。「介護を家庭に戻す」ことになり、女性の負担が増えるのは確実。これで怒りは増殖した。


 そして2月中旬の「保育園落ちた」ブログである。ついに怒りは火を噴いた。


「極め付きが、北海道5区補選の野党統一候補です。2人の子どもを育てるシングルマザーで、介護や福祉の専門家。14年衆院選で北海道の別の選挙区から出馬していて、補選で民主が擁立しようとしたのも昨年のこと。女性をめぐる一連の騒動とは無関係に候補者に決まりましたが、結果的にいまの安倍政権批判の受け皿として、ピタリとハマる経歴なのです」(前出の自民党関係者)


 恐ろしいほどの連鎖ではないか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。


「女性政策が与野党の争点になるなんて、ついこの間まで誰ひとり、予測していませんでした。こういう政局の流れが、それも世論主体でできてしまうと、覆すのは簡単じゃない。安倍政権は保育の拡充などの政策を大慌てでまとめていますが、後手後手で、選挙目当ての人気取りが透けて見えてしまう。今後“女性の審判”が安倍さんにとって最大の試練になるでしょう」


 さらに「TPP、安保、保育園」の3点セットが、自民党を直撃しているという。

 もともと北海道はTPP反対が強い。さらに、基地を抱えている北海道5区は、安保問題にも敏感。そこへ、保育園問題が加わった形だ。安倍首相が、保育園不足に困っている母親を冷たく切り捨てたことで、女性有権者はカンカンになっているという。

「危機感を強める自民党は、総裁特別補佐の下村博文氏を現地に張りつけるつもりです。対する野党陣営は、女性議員を連日、送り込む方針。4月24日の投票日まで総力戦になるはずです」(永田町関係者)

 もし、北海道5区で敗れ、補選連敗となれば、安倍首相はダブル選挙どころではなくなる。


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