「パリ同時多発テロ」とは何か？パリで同時多発テロ、120人超が死亡 仏全土に非常事態宣言。
テロ事件だけを分析・探究してもテロ事件の本質や起源は見えてこない。欧米露による「イスラム国」爆撃なくしてパリ=テロ事件はないだろう。「風景が出来上がると起源は隠蔽される」と柄谷行人は、『日本近代文学の起源』で書いている。パリ=テロ事件は、その「起源」としての「イスラム国空爆事件」も忘れてはならない。
毎日新聞ニュースメール
http://mainichi.jp/
2015年11月14日（土）昼
パリ同時多発テロ 仏大統領「再び厳しい試練」
イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載した週刊紙「シャルリーエブド」などが襲撃されて計１７人が犠牲になった事件から１０カ月で、フランスが再び大規模な同時多発テロに見舞われた。フランスのオランド大統領は直ちに仏全土に非常事態を宣言。キャメロン英首相がツイッターで「ショックを受けている」と述べるなど、欧州全域に衝撃が広がっている。
▽パリ同時多発テロ：全欧州に衝撃 仏大統領「再び厳しい試練」
http://mainichi.jp/m/?cTlU4s
▽パリ同時多発テロ：パリのレストランなどで銃撃 １２０人死亡
http://mainichi.jp/m/?8LcFzf
▽パリ同時多発テロ：欧州での最近の主なテロ
http://mainichi.jp/m/?b6bJiM
▽パリ同時多発テロ：在日フランス大使館に機動隊派遣 警視庁
http://mainichi.jp/m/?ccsjWZ
▽パリ同時多発テロ：オバマ米大統領「人類への攻撃だ」と非難
http://mainichi.jp/m/?ieCeg8
▽パリ同時多発テロ：国連安保理「野蛮で卑劣な攻撃」 報道声明
http://mainichi.jp/m/?lNXh1r
日本経済新聞
Web刊
劇場に響く銃声、競技場で爆発音 パリ同時多発テロ
2015/11/14 11:23
13日夜、パリのバタクラン劇場付近でけが人を救護する消防隊員＝ロイター
【欧州総局】劇場やレストランに響き渡る銃声、競技場の観客を震撼（しんかん）させる爆発音――。13日夜（日本時間14日朝）にフランス・パリで起きた同時テロ。犠牲者は120人以上とみられる。パリでは今年１月、風刺週刊紙「シャルリエブド」社が襲撃されるテロが起きたばかりで、市民らは再びテロの恐怖に包まれた。13日夜、最初に発生が伝わったのはパリ10区のカンボジア料理店での銃撃事件だ。ロンドンとパリを結ぶ列車ユーロスターの終着駅の北駅にも近い場所。テレビ番組は、飲食店のガラスにひびが入り、路上に多くの人が横たわっていることなどを伝えた。
同じころ、パリ北部のサン・ドニのスタジアム「スタッド・ド・フランス」近くで２度の爆発音が起きた。1998年にサッカーのワールドカップでも使われた競技場では、フランスとドイツの代表によるサッカーの親善試合が行われていた。試合の途中、「ボン」という大きな爆発音が響いた。その後、観客が客席からピッチに集まり、不安そうな面持ちで家族らに連絡していた。
最大の悲劇が襲ったのは、銃撃のあったカンボジア料理店に近いバタクラン劇場だ。米カリフォルニア出身のヘビーメタルバンド、イーグルス・オブ・デスメタルのライブが開かれていた。
多数が人質になり、テレビは負傷者が運び出されたり、路上に横たわって応急措置を受けたりする様子を次々と映し出した。
事件の起きた近くの通りでは、パトカーや消防車などの緊急車両が通りを塞ぎ、治安当局が厳戒態勢を敷いた。行政当局はパリ市民に自宅待機を呼びかけ、金曜日の夜にもかかわらず、通りに人影は少なく、ひっそりと静まりかえった。(以下略)
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