文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

「反安保法案デモ」とは何んであったのか? 文化人や学者たちが、「反安保法案デモ」に付和雷同するのを見ていて、昔の反左翼的な「保守哲学」を思い出した。私が、二十歳前後の頃、「保守反動思想家」であった小林秀雄や江藤淳を、「生涯の我が師」と思い定めた根拠は、そこにあったからだ。

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私は、百田尚樹櫻井よしこのような「ネット右翼」的なエセ保守に依存する安倍政権にも批判的だが、「シールズ」の「反安保法案デモ」の盛り上がりを見て、突然、発言を始めた憲法学者や文化人、芸能人にも批判的だ。安易に「勝ち馬」に乗りたがる最近の日本人の「思想的劣化」の典型かそこに見える。彼等の多くは、日米同盟や従米属国論にも批判的のようだが、果たして、何処まで本気なのであろうか。米国政府の一部(ジャパンハンドラーズ?)が、民主党政権小沢一郎に対する激しい妨害工作を展開し、米国による「植民地主義的支配」が露骨に実行されていた時、彼等は、「反米」「独立」の声をあげたであろうか。むしろ、多くは、自民党やマスコミに迎合して、「民主党政権つぶし」や「小沢一郎つぶし」に加担するか、あるいは、沈黙するか冷笑していたのではなかったか?「小沢一郎をつぶせば、民主党政権はつぶれるだろう」という米国政府の「日本植民地化戦略」を暗黙のうちに支持していたのではなかったか?私は、機を見るに敏な、そういう左派インテリ文化人の「遊泳術」が嫌いだ。私が、最近まで、「自称=保守反動」だった理由はそこにある。




安倍政権は「ネット右翼政権」である。安倍政権の正体を知りたければ、これを読むべし。最近の日本の「保守」は「エセ保守」ばかり。山崎行太郎著『保守論壇亡国論』と、佐高信氏との対談集『曽野綾子大批判』は、現代日本人の「思想的劣化」=「政治的劣化」を解明!

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