佐藤優さんの吉野塾。(写真は、ホテル『宝の湯』から見た如意輪寺。ここに後醍醐天皇陵や尾崎秀英さんが植樹した枝垂れ桜がある。)
「玉骨は、たとい南山の苔に埋もるとも、魂魄は常に北闕(ほっけつ・北の都)の天を望まん」
(後醍醐天皇)
何年かぶりに、奈良県の吉野に来ている。今年、1月に亡くなった、「月刊日本」副編集長だった「故・尾崎秀英さん」を偲びつつ、『太平記』を読む勉強会に出席。後醍醐天皇陵(如意輪寺)を参拝し、尾崎さんが植えた枝垂れ桜の幼木を見たあと、ホテル『宝の湯』へ。
吉野は、今、桜の季節も過ぎ、人もまばらである。吉野は、大海人皇子が挙兵して、壬申の乱を勝ち抜き、天武天皇となったように、「敗者」たちが、「再生」「復活」「反攻」を目指す場所である、と言う。私も、吉野は、もう5回目ぐらいである。5回も訪ねた観光地は他にない。
その後、佐藤優さんを講師に、蔵王堂ビジターセンターで、『太平記』を読む。今朝は、蔵王堂の早朝の6:30から始まる勤行に参加。法螺貝の音と六根清浄の声を聴きながら、祈る。今日は、これから伊勢神宮へ。ホテルで朝食後、解散。吉野の「九十九折の坂道」を、大阪から参加の友人と二人、吉野駅まで徒歩で下る。奈良の近鉄八木駅で、伊勢志摩方面行きに乗り換える。(続く)
https://m.youtube.com/watch?v=oAlk5XZnKA4&sns=em
◼️吉野の佐藤塾ー吉野で「太平記」を読む。
◼️伊勢神宮ー外宮から内宮へ。