文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

自民党議員の「ネット右翼化」。自民党は、タカ派もハト派も、ほとんど全員、「ネット右翼化」していることは間違いない。「百田尚樹言論弾圧発言事件」で「ネット右翼化」が顕著になった自民党の安倍系タカ派だが、実は自民党内のハト派と言われ議員たちも、勉強会の講師として呼ぼうとしていたのが「マンガ右翼=小林よしのり」だったことが示すように、彼らもまた「ネット右翼化」していることが分かる。実は、「小林よしのり」こそ、「沖縄の2新聞(「沖縄タイムス」「琉球新報」)」を「全体主義(=言論統制)の島・沖縄」と言って、激しく批

dokuhebiniki2015-07-08



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自民若手勉強会 タカは自滅、ハトは健在〈週刊朝日
dot. 7月8日 7時5分配信


「大変遺憾で非常識な発言だった。党総裁として心からおわびする」


 7月3日の衆院特別委員会。自民党若手議員でつくる勉強会「文化芸術懇話会」で報道機関を威圧する発言があった問題について、安倍晋三首相はこう陳謝した。


 首相は当初、「私的な勉強会での発言」「自由闊達(かったつ)な議論がある」と謝罪を拒んだ。若手議員は自らにちかく、かばおうとする意図もあった。しかし発言への国民の批判が日に日に高まり、肝心の安全保障関連法案の審議も進まないことから、方針をしぶしぶ転換したようだ。


 すでに勉強会代表の木原稔・党青年局長を更迭し、発言者3人も厳重注意処分。「これで幕引き。さあ再出発」との心境だろうが、勉強会の若手からは首相への不満が噴出している。ある一人が言う。


「木原さんは問題発言をしていないのに役職停止1年は重すぎます。会をウラで主導していたのは萩生田光一・党総裁特別補佐。実際にさまざまな指示をしてきた。本来なら彼も処分を受けるべきです。若手ばかりに責任を負わせて……。今回の処分は疑問です」


 別の議員も「今後も首相を全力で支えるとは言えなくなった。会も消滅でしょう」と肩を落とした。


 安倍応援団として安保法案の重要性を発信し、総裁選の無投票再選の機運も高めるはずだったタカ派勉強会の大崩壊。かたや細々ながら存在感を保っている勉強会もある。5月にハト派議員らで発足させた「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」だ。


 先月25日の第5回勉強会には安保法案に批判的な漫画家の小林よしのり氏を呼ぼうとしたが、党から圧力がかかり急きょ中止に。7月1日に再開した会では、政治学者の御厨貴氏が保守政治のあり方について講演し、21人が出席した。メンバーの一人が言う。


「小林氏の回は、直前に党幹部から『法案成立に向けて団結すべきときに、なぜ小林氏を招くんだ』といった圧力が、武井俊輔共同代表にあったようです。会の一員である福田達夫衆院議員も怯(ひる)んで同調した。『国会会期中は休止すべきだ』との意見も出たが、『識者や戦争体験者から話を聞くことは重要』『屈してはならない』との意見が多く、継続となった」


 なんとも頼もしい“ハト”たち。今後は元沖縄県知事の稲嶺惠一氏を講師に招く計画もある。ライバルの「タカ派勉強会」が沖縄批判でミソをつけただけに、大きな注目を集めそうだ。政治評論家の浅川博忠氏は言う。


「ハトの会の背後には首相に批判的な古賀誠元幹事長がいるとみて、官邸も警戒を強めています。今後も講師の人選に口を出し、スパイ議員も送りこんでくる。メンバーの切り崩しもしてくるでしょう。一方で、党内の自由な議論を封じ込める今の官邸のやり方に、嫌気がさしている議員も多い。『ハトの会』を支援する人も出てくるのでは」


 長く続いた“アベ1強”状態も、いよいよ終わりか。

(本誌・長倉克枝、一原知之、永野原梨香/岸本貞司)

週刊朝日 2015年7月17日号


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